プリウスをはじめとするハイブリッドカーの普及促進と燃費節約の運転

少し前にレンタルしたプリウスで約300キロの長距離移動をしたが、ガソリン消費は9.6リッターほどで、極端な省エネ運転なしでリッター30キロは走る事に驚いた。電気自動車モードにスイッチできるPHVならリッター50は走るという…燃費改善の技術革新か。

ガソリンを節約する運転方法

アイドリングストップを自動でしてくれる車も増えているが、少しブレーキを踏んだ瞬間に止まるのは、停止時間によってはガソリン消費は増える可能性も。バスのアイドリングストップは排ガス削減の目標もあるのか徹底している。トラックの運転手も信号待ちで結構エンジンを切るが、大型だと燃費の差は大きい。

自分自身でギアを切り替えてクラッチをつなぐマニュアル車のほうがオートマ車より燃費が良いと以前は言われていたが、現在のHV(ハイブリッド)やEV(電気自動車)は当然マニュアルより燃費が良いし、オートマ車もトランスミッションの切り替えの改善で燃費性能が相当に上がってきている。

プリウスは3ナンバーの車格の大きさと先端的なデザイン、燃費性能の高さが魅力ではあるが、どこに出かけてもプリウス、プリウスの群れと遭遇するので、没個性化の印象を持ちやすくはなる。ワゴンタイプのプリウスαも数は増えてきている。燃費性能を求めてHVを買うならFitやアクアといったコンパクトカーも本体価格が割安で、取り回しがしやすいので良いと思う。

最近はガソリン価格が高騰して、レギュラーでも160円台にまで上がることが多く、できるだけガソリンを節約できる車や運転技術が求められているのは納得できることだが。急発進・急加速を避けてアクセルをほぼ固定して同じような速度で走ること(HVならエコドライブのゲージを超えないようなアクセル操作をすること)、長時間のアイドリング(暖気運転)を避けることくらいは気をつけたい。