LINEの『既読スルー(KS)』に対して返事を強要することの無意味さ:人間関係の信頼感や安心感を築く大切さ

人にはそれぞれの事情や仕事、優先順位、気分があり、常にLINEの返信をするためにスタンバイしている事はできない。返答が必要な急ぎの用件でなければ『既読スルー』は『返信にかかる時間』である。

キモかわいい 既読スルー(KS)を徹底的に追い込むLINEスタンプ「既読虫」がじわじわと人気に

自分のことを大切に思っているなら、すぐに返事して当たり前というのは、『相手との関係性(関係が悪化している状況)』によってはそういった感情や焦燥が起こる事もあるかもしれないが、返事を無理強いして貰っても嬉しくないのでは?本当に返したくない(遠ざかろう)と思っている相手なら、強制しても効果はない。

相手との人間関係の根本的な基盤がしっかりしていれば、『短期的なレスのやり取りの速度・頻度』などは重要ではないし、本当に話したい時や会いたい時には連絡がつくもの。何年間も会っていなくても再会して自然に話せるような関係は本物だが、暫く連絡がないだけで終わってしまう関係はそれだけのものとも言える。

『既読スルー』は、ネガティブな意図を持って返事をしない人、縁を切りたくて放置している人ではないかという疑いもあるのだろうが、そういった相手と無理につながっていても詮無きことだ。

『お互いが望ましいと思うやりとりの頻度』が極端に食い違っている関係はなかなか上手くいかないかもしれない。即レス至上主義なら『スタンプや簡単な一言・一文だけでもOK(丁寧な返事・長い文章は不要)』の旨を伝えておけば、多少は早く返事がくる(相手が気楽にレスしやすい)のでは。