ロト6の当選番号を教えるという詐欺の急増、ノーリスクの儲け話はない。

ロト6の当選番号はみずほ銀行のサイトでは当日の夜の発表だが、新聞では翌日朝刊での発表。インターネット(情報端末)を使えるか使えないかのデジタルデバイドによる被害の典型的な事例ではある。

ロト6「当選番号教えます」 詐欺急増、半年で15億円

インターネットが普及して毎日当たり前のようにスマホやPCに向き合っている層には、『インターネットで情報を確認できない中高年層(ラガード層)』の姿は不可視になりやすい。同様に、テレビ・新聞からしか情報を得ない生活が当たり前の中高年層には、無関心によって『インターネットの存在』自体が不可視になりやすい。

そもそもロト6の当選番号を知っている人が、わざわざ他人に情報提供する必要がないのは少し考えれば分かること。おすすめの商品には中には適正価格の良いものもあるが、『おすすめの特別な儲け話・ノーリスクの投資話』を向こうから持ちかけてきて、更にお金(自己負担)がかかる話はイコール詐欺である。

『ロト6の当選番号を教えるので情報提供料が200万円かかります。リスクはゼロです』というのであれば、『ノーリスクなら後払いでお願いします。初めに当選金を得てからそこから200万円を天引きした残りを私の口座に振り込んでください。次回も同じようにお願いします』と返しておけばいい。連絡はもう来ないだろうw