『動物虐待』をする人の性格的・精神的な歪み

動物虐待には『弱者を痛めつける嗜虐的な精神病質』と『動物の迷惑行為に対する抑止・反撃(罠・毒殺)』があるが、嗜虐性向は対人攻撃へもエスカレートしやすい。

残酷な犬猫虐待が多発!下半身切り取り、性の対象、頭部に刃物刺す、エアガンで撃ち抜く

動物虐待の心理には、自分が社会から攻撃・疎外されている被害者意識があり、生命の価値や動物の可愛さ等への共感が鈍麻している特徴があるが、『自分が反撃されるリスクの低い動物への虐待』は社会的弱者である子供・高齢者・障害者等への嗜虐性向を刺激しやすい。『他の生命の痛み・苦しみ』に優位・支配の快感を感じる。

死への興味と反社会的パーソナリティー障害の結合で、サイコパス的な重大犯罪・猟奇犯罪に発展するケースもあるが、動物虐待や無意味な解剖を嗜虐的・快感的に繰り返している人には『生々しい流血・解体・苦痛に対する禁忌感覚(身体の毀損のグロテスクさに対する生理的嫌悪感)』が欠落している事も多い。

医学(医療の手術)・解剖学のように、学術的・臨床的な価値や必要がある『身体の侵襲行為』はパーソナリティーや心理状態の異常ではなく、専門的訓練によるグロテスクさへの適応と社会的要請であるが、残酷な動物虐待や解剖を嗜虐的に行うことは一般的な精神状態では無理強いされても困難なものである。

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