女性同士の人間関係はなぜ面倒臭いものになりやすいのか?:男同士と女同士の人間関係の差異

“記念日・土産・プレゼント・外見変化のホメと比較”は好きな女性も多いが、「女性ジェンダーの型にはまったライフスタイル・人間関係」は「牽制する見られる性」に同一化し過ぎて窮屈にはなる。

正直、ウザイ!! 女性同士のめんどくさいオンナの習慣「悪口大会」「中身のない会話に付き合う」

女性でも「女同士の関係・会話」が好きな人、「男との関係・会話」のほうが得意な人は分かれる。男性は嫌ってない女性に対してはちやほやしがちだから、居心地がいいのはあるが、男(女)ばかりに行く女(男)というのは、男女問わず同性間では印象が悪くなりやすい。同性と異性では関係調整法がかなり異なる。

男でも女でも同性間では「潜在的な同調性と競争性の兼ね合い」が働きやすく、性の要素が原則介在しないので、合う相手と合わない相手がくっきり分かれやすいケースがある。円滑な同性関係の成立は「相手との均質性・同調性の高さ」が元々高くて自然体でいける相手か、相互の差異に配慮し目立たないようにしているかが多い。

女性同士の面倒臭い習慣や作法は、「褒め合い・自己卑下・プレゼント・悪口(供犠)」などによって、「潜在的な競争・異質性」を前もって排除してお互いに武装解除していることを示し合う(価値・生き方・人の好き嫌いの共通性の確認など)グルーミングでもあるが、あまりに異質であるとそれが追いつかなくなる。

男性同士の場合は「個人間のグルーミング」より「集団組織・経済や社会身分による擬似的な上下関係」によって秩序形成を図ることが多く、プライベートな人間関係は一般的に女性よりもメンテナンスされにくいが、腹の底で嫌う相手と群れることも少ない。良く言えば自分を貫く男は多いが悪く言えば孤立しやすい頑固さもある。

中高年層になると男性は、仕事抜きの友達と連れ立ってカフェや買い物、映画に行ってお互いの生活・価値・好き嫌いを確認し合うような交流は女性と比較すればかなり減少して、職場・家族外部で孤立しやすい要因にもなる。類似性があり会話の弾む相手となら、「同性間のケア的グルーミング」はむしろストレス軽減にもなるが。

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