“おばさん”と呼ばれたくない女性の呼び方。中高年の女性(男性も)の呼称は何が適切か?

女性本人の前で呼びかける言葉として“おばさん”とは普通言わないのではないかと思うが、その場限りなら『すいません~』と声を掛けてからの『用件・話題のやり取り』だけで良い。一定の人間関係ができたり、その後も何度も話すような間柄なら、名字を聞いて『さんづけ』で呼んだ方が良いと思う。

相手の性格・気難しさ・受け取り方で呼び方は調整したほうが良いが、親戚関係とは無関係な『おじさん・おばさん』 という呼び方には不快感を感じる人が少なからずいると予測されるから、それ以外の呼び方を考えたほうが良いのだろう。

オバサンと呼ばれたくないオンナは、なんて呼ばれたいのか?

現代ではアンチエイジングの文化もあるし、基本的に『加齢・老化のマイナス面の価値』ばかりに目が行きやすくなっている。また、過去の皆婚時代には30代以上の女性の9割以上は既婚者になっていたので、一律に『奥さん・お母さん』と呼びかけてもそれに違和感や反発を感じる中年女性は少なかった。

だが、現在では未婚者も多くなり、既婚者でも『誰かの奥さん』という自己アイデンティティに反発を感じたりする人もいるので、その呼び方も安牌な呼び方というわけではなくなっている。呼びかける側のキャラクターがコミカルで言い方に嫌味がなければ、年配の女性に『お嬢さん・お姉さん』と声をかけても嬉しそうに受け容れてくださるケースも多々あるのだろうけど……。

男でも『おじさん』と呼ばれるのを嫌がるタイプも多いが、キャラクターによっては20代後半~30代前半でも『おっさん自称者』もいるから人それぞれではある。僕も親戚の子におっちゃんと呼ばせてるが、前幼稚園に行った時、若い先生が『おっちゃんじゃなくてお兄ちゃんでしょう』と何度も注意して気を遣って下さったが、個人的にはどちらでも良い。

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