食品企業の調味料のパッケージ(注ぎ口)の改良、 本屋で本・書棚の撮影はしてはダメか?

コモディティ(普及品)は『安定した売上』を持続できる強みがあるが、しょうゆ・砂糖・小麦粉などは年間消費量が概ね決まっていて成長余地は乏しい。食生活の変化に対応したパッケージ改善で再成長を目指せる。

食品各社が勝負!「注ぎ口」イノベーション 味や量だけじゃない

『世帯人数の減少・料理の頻度の減少・後片付けの簡単さの要請』によって、調味料でも生鮮食品でも使い切りサイズのパッケージ化が進み、必要な量だけを小出しにできる構造が好まれる。古くから日本の食生活に馴染んでいるしょうゆでも「生しょうゆの新市場」が作れたように「今までと異なる切り口」を提示できれば売れる。

現代人の味覚の変化は『定番商品・同じメニューを繰り返し習慣的に味わいたい』というニーズも依然あるものの、『新しい料理・味・香りなどを試してみたい・食生活をバリエーション豊かに楽しみたい』というニーズが増えて、少し価格が高くても『新味・工夫・アイデア・フェアネス』を感じるものを買いたい消費者が増えた。

購入しない本の中身を読む為に撮影をするのは窃盗に近いが、『タイトルや著者のメモ,本棚のラインナップの再確認』など目的によっては次回の購入になるものもあるかも。

書店に並んでいる「本」をスマホで撮影する客・・・「法律違反」ではないか?

基本はマナー違反の行為で本屋の売上・営業の妨害にならない『書籍購入のための参照情報としての表紙・本棚等の撮影(中身の保存でない撮影)』なのであれば、店員に一言断って許可をもらうのが良いだろうが、大量撮影でなければそこまで厳しく注意はされない。店舗の経営方針・客の常識や節度・注意のレベルによる問題だ。

法律的には店舗側には客を選べる『施設管理権』があるため、客が自分が客であることを理由にして『法律に違反しなければどんな迷惑行為(店舗がやめてほしいという行為)をしてもいいの形式上の論理』を振りかざしても、半強制的な退去勧告をすることはできる。

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