無駄毛のコンプレックス商法と小学生も毛の濃さに悩む時代:つるつる・ユニセックスな男を好む日本のネオテニー

毛深さのコンプレックスはかつては女性の悩みに多かったが、今は若い男性も髭・臑毛等の脱毛をしたい人が増え、顔・腋・脚等に毛がない外見を美とする傾向が出た。小学生の脱毛は毛・悩みの程度で判断すべきか。

小学生を脱毛に通わせるのは、あり?なし? (ママスタジアム – 06月21日 21:01)

人工的に処理をしなければならないような外見の優劣・問題を設定して『コンプレックス商法』で稼ぐ美容整形やエステ業界などの問題もあるが、日本・韓国は特に潔癖な感覚が影響してか、脱毛ビジネスは欧米圏より市場が大きいと言われる。確かに白人のハリウッド女優などは腕・脚・腋を完全に脱毛処理していない人も多い。

白人の女優では光に当たると腕・腹などに産毛が見えるくらいのナチュラルな感じが良いとする価値もあるが、日本では女優に限らず一般女性でも腕・脚を完全に脱毛したいという考えの人は少なからずいる。なぜか白人は陰毛を妙にカットしたり脱毛する、アジアはそちらはナチュラルが好まれやすいなど毛と美の感覚は異なる。

コンプレックス商法の二大市場は『無駄毛(レーザー脱毛)』と『ハゲ・薄毛(ウィッグ・植毛)』と言われるが、欧米では男性のハゲとヒゲは余りネガティブに評価されない。俳優でもハゲたらハゲたままで手を入れていない人が多い。むしろお金・手間をかけ植毛や脱毛をする事を格好悪いとする観さえある。

女性の腋毛や脛毛の美的観点からの嫌悪・忌避も、かなり近代的・商業的な要素があり、少し前の中国では大都市部の若い女性でも腋毛を伸ばしたままの人は多かった。日本は良くも悪くも『女性的・子供的な特徴=美の原型』とする基準が強く、若い男でもつるっとした美肌のユニセックスな女っぽい雰囲気は好まれる一つの型だ。

日本人に『女性性・子供性・未熟さ・アニメ(漫画)』などが好まれる傾向は、日本文化のネオテニー性(幼形成熟)によって説明されることも多いが、欧米の若者にも日本のアニメや美少女キャラ、童顔のアイドルなどが受けることもあるから世界的にも現代文化にはネオテニーの可愛らしさ・未熟さを賞賛する傾向があるのだろう。

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