恋愛で男女の年齢差は何歳まで受け容れられるか?:多数派は10歳以上の差は厳しい

10~20代前半は『年齢差』に最もセンシティブな世代で、学生と社会人で住む世界や話すテーマが違う認識も強い。30代から上になり結婚も考慮すれば年齢差のこだわりは弱まりやすい。 基本的に大学生くらいの若者から見れば、いくら見た目が若く見えても、30代は確実におじさん・おばさんの範囲にされてしまう。

年の差恋愛、何歳差以上だと「大変そう」って思う? 大学生に聞いてみた!

10~20代の学生の年齢層では、先輩と後輩の関係などもあり『1歳の年齢差の意味合い』が、大人になってからよりも相対的に大きい。30~40代の人から見れば、28歳社会人も22歳大学生も大差ないが、22歳の本人からすれば28歳の人は相当な年上に感じるはずで、30代はまずおじさん・おばさんの感覚に近い。

30代以降でも多数派の年齢差の許容範囲は概ね『5~10歳程度』で、結婚相手さえその範囲内で大半が収まる。親子ほど離れる『20歳差』になると極端に減る。男40歳、女20歳の婚姻数は2014年の約52万組で433組、女40歳、男20歳ならわずか6組の記事もあったが、50歳と30歳の組ならもう少し増える。

5歳差くらいまでならほぼ同世代なので問題ないが、10歳以上の差になってくると生きてきた時代や文化、価値観もかなり変わるので、よほど共通の趣味・教養・活動でもないと『自然な話題・生き方・の接点や魅力のバランス』は乏しくなる。年齢差が大きいと『外見・体力・興味・人間関係の落差』は大きくなりやすい。

極端な年齢差でも許容できて違和感がないという人は、実年齢が若くても性格・感性が落ち着いて成熟していたり、同世代との交際が少なく恋人・配偶者がどう見られるか気にしなくて良かったりの影響もある。一般的には親子以上の極端な年齢差のカップルは、経済力ありきの結婚がないと成立しづらい。

2014年の婚姻で、最も年齢差のある夫婦は、『男性76歳・女性20歳の56歳差』と『女性69歳・男性22歳の47歳差』ということのようだが、ここまで来たら目的が分かりやす過ぎて逆に突き抜けた人だなくらいにしか思わないが、初めから介護・遺産相続と権利関係・終活を考慮する付き合いがメインの気がしてしまう。

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