慢性疲労症候群(CFS)が血液検査で診断可能に。 mixiのSNSとしての長期継続性はなかなかのもの

○慢性疲労症候群(CFS)は他の身体・精神疾患で説明がつかない強度の慢性疲労の除外診断で診断されることが多い。原因は様々な仮説はあるが不明で、大半の医師は実際に診断した経験自体がないだろう。

血液検査で診断可能に?=慢性疲労症候群―大阪市大など

慢性疲労症候群は医師によっては、原因不明の不定愁訴や曖昧な自律神経失調症に近い認識で、真剣に診断しないケースも多い。実際、『慢性的な疲労感・活動性の低下・身体各部の不調』は多くの疾患に共通するのでCFS単独の確定診断は相当に難しいはずだが、血液検査で診断可能性があれば医師が向き合う姿勢は変わるかも。

現代人は広義のストレスの影響があるので、慢性的な体調不良や疲労感、だるさのようなものをうっすら感じている人は多数に及ぶ。疲労感・倦怠感・集中力低下で日常生活が困難になる慢性疲労症候群はうつ病との区別が曖昧化しやすいが、自己否定感や自殺願望のようなものはなく、基本は6か月以上続く身体症状の疲労になる。

○経営上の理由で、ウェブ上で10年以上も長期に無料サービスを展開できる所は少ない。mixiは過去日記のログを保存してくれ、ログインなしでも削除しない良心的サービスだが経営難を一発逆転で脱したモンストの収益の恩恵も大きい。数百億の留保ができたはず。

mixi過去日記で悶絶する遊びがきてる

mixiのSNS本体での売上・利益は停滞しており、モンストのスマッシュヒットがなければ、今後10年20年とサービス継続できたか分からないが、SNSとゲームの二本立てで経営再建ができたことで、10年くらいの持続性は買収回避(買収されると経費削減の改悪はやはり多くなる)も含めて担保されたように思う。

SNS事業の難しさは、どうしても『無料ユーザー』が大半なので、『ユーザー数の多さ・ログイン率の高さ・広告コンバージョンの高さ(広告のクリックとその後の売上げなど)』がないと広告だけで大きな利益は出なくなる事だろう。mixiもfacebookにユーザーと広告を取られ危うかったが、ゲームに救われた。

ポストモンストでモンスト級の大ヒットをもう一つ飛ばせれば、株価も急上昇して内部留保も飛躍的に増えるだろうから、利益率の低い本家本元のmixiのSNSのサービス水準も維持されることになるが、スマホゲームの競争環境は激化して課金率は落ちやすくなっているので、既に偶然に期待するレッドオーシャンではある。

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