トマ・ピケティの『21世紀の資本』から見る経済格差の拡大, 仕事のトラブルで18歳少年が殺害の事件

〇トマ・ピケティの『21世紀の資本』では労働価値に対する投資価値の成長率の高さが格差要因で問題視されるが、『売却益・配当金』だけでなく『貸株制の収入』も大きい。貸株は約1000万で月1万程度の収益を生む。配当金も含めると数千万単位の金融資産で基礎年金相当になり富裕層との格差は累進課税なしでは縮まない。

政治家の個人資産報告でも預貯金を限りなくゼロに近づけて、JR・自動車・資源だの不動産・電力・ガスだの親族経営陣も絡む株を何十万株も保有する人がいて、『自分は庶民と変わらないわずかな貯金しか持たない風』を装う。だがJRや三菱地所等の株を10万株単位で持てば、それだけで議員報酬外で生活費以上の収益が入る。

財閥系・政府系・成功した起業系で一定以上の歴史がありビジネスに持続性のある創業者一族がまず落ちぶれない理由(経済階層の流動性の停滞)の一つも、初期に大量の株式保有をしてインカムゲインの権利を握っているからで会社が大企業として黒字を出して生き残っている限り、毎年数千万円以上が口座に振り込まれ続ける。

友人に「仕事でトラブル」 多摩川で遺体発見の18歳

〇仕事のトラブルで殺されるというと暴力団や犯罪組織をイメージするが、『中途の足抜け』を裏切りと見なし許さない会社もある。職場の面子の気質や不文律を早期に察し君子危うきに近寄らずでいけるか……

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