大阪のJR環状線・新今宮駅のホームからの突き落とし事故で犯人逮捕:ホームや夜道は周囲に警戒感を持ちたい

過去にもホームからの突き落とし事故はあったが、特定の人物への怨恨の動機は少なく、無差別的・愉快犯的なものが多い。行為は単純だが、他人を殺す意図があると見なされる殺人未遂の重罪となる。

ホームから女性突き落とす、男逃走 列車は数m前で停止

少し前、釣り人に釣果を尋ねるふりをして堤防から海に突き落とした少年犯罪もあったが、『他人が困っている姿を見る行為・死ぬかもしれない状況に追い込む行為』を面白いと感じてするのはパーソナリティーの異常を感じる。同時に幼児期にも見られる『本能的なサディズム・悪ふざけの笑い』の幼児性が克服されていない面も。

電車のホームで普通は突き落とされることをさほど警戒していないものだが、『もしかしたらの意識』をもって、白線ギリギリのところに立たずにやや下がったポジションで待つほうがいいかもしれない。ホームでも道路でも時々はちょっと後ろの人や状況を振り返ってみる癖もつけると犯人の行為の抑制になりやすいかも。

僕は歩いたり走ったりすることが好きなのだが、深夜や早朝は何となく後ろを振り返ったり周囲を見渡したりして、『どこに誰がいるか・誰もいないか』を無意識的に確認してしまうのだが、見ているとかなりの割合の人は『前だけ・下(スマホ)だけを見て黙々と歩いていて背後からの人の接近に気づいてない無防備さ』もある。

深夜の時間帯に、暗い道で背後から男性が近づいている時などは、『何でもない』と分かっていても多少の緊張感はあったりするが、電車のホームでも最前方に立っていれば後ろは少しは気になるかも。『どこに誰がいるか・人が近づいてきてるか』を少し気にしてるだけでも気配は伝わるので犯罪者も実行に移す隙を見つけにくい。

駅には防犯カメラの死角があまりないので、犯人は目出し帽でもかぶっていない限り、逃走中の姿・人相を撮影されているだろうから、公開捜査などに踏み切ればいずれ何等かの情報提供があって逮捕されるのではないだろうか。防犯カメラ増設は監視社会の懸念も言われるが、事後の犯人特定に役立つケースが非常に多い。

※その後まもなく、大津市に住む無職の中川晃大(裴晃大)容疑者(28)が殺人未遂の容疑で逮捕されている。

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