現代における美貌の相対価値の下落とビジュアルで仕事したい女性の心の隙間:モデル勧誘で契約した人の27%に性的要求あり

今の女性はメイクや服装に気を使い綺麗な感じの人は増えたが、半端な美貌ではちやほやはされても食えない、『人並み以上の自己評価+モデルなど華やかな仕事への憧れ』がうまい話に反応するスキを生む。

モデル勧誘、契約者の27%に性的要求 内閣府調査

社会経験や対人交渉の経験が少ない10代?20代前半の女性を言葉巧みに騙し、契約内容の詳細を説明せず署名させ、コワモテの男で囲んで性的な仕事を強制するのは犯罪行為だが、ほどほどの美人で『性的要素のない外見の撮影だけ』で報酬が貰えるモデルの仕事はまずない。芸能人は『見た目+αの売り・コネ』を持つ人たちだ。

確かに地方の事務所・出版社などで地場企業の広告モデルだったりちょっとした冊子の撮影モデルを募集していることはあり、イベントや撮影会の自己開催のモデルとかの仕事はあるだろうが、それは『華やかな世界、専業で豊かな生活ができるモデル・芸能の仕事』とは遠い地味な世界だ。うまい話は向こうから転がってはこない。

なぜこんな馬鹿げた話に騙されるのか。ビジュアルの職業化・実利化は現代では非学力コミュニティでかなり人気のようだ。『若さと相まったほどほどの美のアドバンテージ(周囲が甘くてちやほや)』は自己の過大評価を生むが、現実(地味なバイトや恋愛)と潜在的な野心のギャップに褒め殺しの誘惑でつけ込まれる。

現代では自分から能動的に切り開いていく仕事や環境であれば別だが、向こうから誘いかけてくる仕事や報酬において『棚ぼた・お膳立てで楽して儲けられる話』はほぼすべて詐欺か騙しであり、若い女性のビジュアルで仕事になると持ちかけられた場合、良くて飲み屋等の風俗、悪くてAVのリスクは念頭に置いておくべきかも。

私くらいの可愛い子なら(美人なら)、こんな地味で安い給料の仕事でくすぶっているのがおかしくて、もっと華やかな世界でみんなから承認されて大きなお金が稼げてもいいのになどの過大評価は『地獄の泥沼に嵌る第一歩』になりかねないが、そういった勘違いを悪化させる仕掛けが現代の文化風潮には多くある、(騙すような勧誘をする側が処罰されるべき悪なのだが)軽率にならず用心するしかない。

何だかんだで中長期的スパンでは芸能・モデルなどの欲・自己愛で浮かれた業界仕事よりも、地道に特定分野のスキルや実力を積み重ね、多少地味でもその仕事における需要・誇りを持つようにしたほうが、得られるリターンと安心は大きい。若さ・美だけを持ち上げる勧誘などは刹那の評価、運良くいっても使い捨てリスクは高い。

結局、大半の人は派手で華やかだが浮き沈みの激しい人気商売に、落ち着いた精神状態で長くいることができない。ハイでなくても平凡・安定した環境で、『自分のやりたいこと・納得できる仕事・安らげる人間関係』があるほうが、ハイリスクで一攫千金や特別な自己像確立を狙うよりも価値があると思える変化は半ば必然に起こる。

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