自分と他人(友人知人)を比較する人と比較しない人はどこが違うのか?

他人との比較に一喜一憂するかは強いか弱いかではなく、『外向性・内向性の違い』と『標準的な生き方の準拠・交友範囲・他者との距離感』が関係する。他人に動じない人は内向的・メタ的で一人でやる事に終わりがない。

自分を他人と比べて落ち込んでしまう・・・どうすれば強い自分を持てるか

他人と比較し優劣を感じてやる気が出たり落ち込んだりという人は、ある意味では外向的な社交性・競争心や世間一般的な適応意欲・感受性が強い人でもあり、必ずしも悪いことではない。大人になっても友人関係のコミュニティを維持し、頻繁に近況を語り合ったりするような人は、ある程度は人との比較も気になりやすい。

逆に他人の事柄や比較が全く気にならない人は、自分の世界観や価値判断による自己完結性が強い、友人関係(人の人生)・コミュニティへの参加・維持にも関心が弱い。一人でやれるライフワークや少人数の交遊スタイルを確立するが、世間一般の「幸福基準」からはズレやすく他人に振り回されない人生を皆が望むわけではない。

自分の友人知人の近況を聞いて、優劣や焦りを感じる人というのは、「世間一般の幸福基準・昔からの交遊関係維持の社交性」などを重んじるいわば常識人の側面が強く、それはそれでその人の個性として受け止めればいいし、似たような人とのコミュニティで色々あってもやっていくことができるはず、共同性の長所にもなる。

他人のことが気にならない、比較せずわが道行くという人は、自己完結的な精神の安定は確かに得られるが、世間一般的な常識人や普通っぽい人生の流れからはズレてくるわけで、そういった道に行く人は行くし、行かない人は死に物狂いになってもみんなが歩く道に軌道修正したくなるもので、ある種性格と運命の必然でもある。

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