最近の医師はタメ口や権威的な態度は減っているが…:医師の能力・技量と接遇・話し方

医師が“お医者様”として権威的だった昔とは違い、最近の中年以下の医師で話し方や態度が傲慢なタイプは減った、丁寧な対応の人(機械的・冷めた人もいる)が増えた印象もある。医師は技術・知識・経験の方が重要だが、親しみのあるタメ口なら状態を話しやすい雰囲気作りにもなる。

医者にタメ口が多い2つの理由

時々行く開業医で大学病院の部長職などを歴任した人もいるが、人当たりや言葉遣いが柔らかく検査結果の説明も丁寧にしてくれる。小児科にも休日対応までしてほぼ年中無休でやっている精力的な所があったり、医師も色々な人はいるが真面目に地域貢献や患者対応している人は頭が下がるような人が多いのも確かだ。

総合病院など多忙を極める場所の医師は、短時間診察のためにある程度は機械的な対応にならざるを得ない面もあるが、総じて医師の患者を一人の人格として扱う一般的な接遇スキルは一昔前より上がり常識的にはなっている。頭ごなしに一方的に話してまともな診察・聴取をしないような医師も中にはいて、当たり外れはあるが…

タメ口は職業上(特にサービス業)の至る所で問題になるが、そのタメ口が『悪意・挑発・上下関係あってのタメ口』か否かは、相手の表情や態度を見ていれば推測可能で、悪気・悪意がないならよほど年齢差のある若い人やかしこまった料金も高いホテル業・高級店でもない限り、不満・敵意を抱くに当たらないように感じる。

医師に求められる最大の職能は『高級店に相当するような丁寧なお客様扱い』でないことは確かであり、『病気・怪我を治したり調べたり改善する技術・知識・経験』があることが前提で、人として最低限の礼節・話し方があれば良いといえば良いのだが。最近は嫌われても上等な横柄な医師のほうが希少種である。

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