愛媛県今治市の母子殺傷事件で任意聴取された女性が自殺:靴や現場の血痕にDNAの証拠が見つかる

自殺女性のDNAが靴・現場の血痕と一致して治りかけの傷があった、犯行時刻前後に防犯カメラに映っていた等から犯人の可能性は高いが、逮捕拘留しても拘置所で自殺も有り得たような即時の自殺だった…。

自殺女性の靴に血痕、被害女性DNA検出 今治母子殺傷

ストーカー殺人や怨恨殺人が典型的だが、本気で特定の誰かを逮捕・死刑も覚悟で殺そうとする人を止めることができないように、本気で逃避的な自殺をしようとする意思が強くてすぐに行動に移せる人を、確実に止めることはほぼ不可能である。少し前に福岡の拘置所でも、自分で地面や壁に頭を叩きつけ続けて自殺した人がいた。

逮捕して身柄を拘束していれば確かに自殺リスクは減るが、任意聴取で強い嫌疑をかけられただけで、数時間後に自殺を決行するような人は『逮捕・拘留・刑罰の忌避感・逃避欲求』が人並み外れて強い。逮捕されること、容疑者・被告として名前が出ることだけで耐えられないような人は即座に自殺するケースがままある。

殺人のような重大犯罪での『意図的・戦術的な黙秘』と『逃避的・隠蔽的な自殺』は、最も卑怯かつ無責任な行動の選択である。先日のリンちゃん殺人事件の渋谷容疑者の完全黙秘(雑談は応ず)などは罪悪感の欠落が甚だしい。自殺は贖罪・謝罪から行われる事もあるが、無実なら無実できちんと説明し潔白を証明すべきだった。

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