飲食店の『食べ残し問題』とモノの供給を維持するための経済原理、 『聖闘士星矢』が映画で実写化

○小売・飲食は求められる商品を品切れで供給できない『機会ロス・顧客喪失リスク』があるので、高級店以外はどうしても多めに仕入れてロスを出す。大人数の食事は『全員で食べる量の予測』を誤りやすい。

宴会では7皿に1皿が食べ残し 農林水産省が飲食店等での「食べ残し」について注意喚起

ラーメン・丼もの・カレーなど単品注文の店は『一人一品(一人一セット)』で食べ残しはでにくいが、居酒屋・料理屋のような小皿(アラカルト)を複数頼むような形式は『まとめて多めに頼む』と残しやすい。人は空腹時には実際より食べられる気分になるが、お酒も飲むと余計に『思っているより腹に入らないもの』でもある。

食品ロスを削減する業者・個人の努力は必要だが、『食品ロス(売れ残り・食べ残し)がでない食糧の需給一致の状態』は、何らかの要因で少しでも供給能力が落ちれば『食べたくても品切れで買えない人・食べる量が足りない人』が出てくる余裕のない社会でもある。需給一致で余り物をなくす計画経済的な手法は飢餓を招きやすい。

生鮮品・食品の市場経済は『今ありあまるほどの供給力』があっても、特に生ものは長持ちせず(無駄にしなくても将来の保険として取ってはおけず)農作物は気候変動の影響を受けるので『将来の供給力・価格』も分からない。過剰な仕入れは弊害が多いが、いつも店の棚が空っぽというのは無駄はないが供給不足の現れでもある。

○『ドラゴンボール』が洋画で実写化された時はその世界観が完全に転倒したシュールさが話題になったが、ごちゃごちゃしたクロスをまとう『聖闘士星矢』は実写だとどうしてもコスプレ大会のテイストで真剣味がでそうにない……

「聖闘士星矢」実写化決定! これは、かつてないコスモを感じる……

車田正美の『聖闘士星矢』は少年ジャンプでアラフォー世代に大人気だった漫画だが、車田さんの聖闘士星矢以後の漫画は恐竜がクロスをまとうような不可思議な漫画だったりで短期の打ち切りが多かった…ペガサス流星拳、廬山昇龍覇、ネビュラチェーン、ダイヤモンドダストなど今も忘れぬ必殺技の記憶率の高さはすごいのだが。

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