AI(人工知能)・ロボットの進歩は人類に幸福をもたらすのか災厄をもたらすのか?

AI(人工知能)が人類にとって福音となるか脅威となるかは、AIの知能が人を凌駕するかAIが自我意識・欲求を持つかの視点もあるが、人間がストレスのある人間よりもAI(擬似的ヒューマン・仮想現実)と過ごす時間を優先し始めるか否かも大きそうだ。

AIの未来はどこまで見通せる? 3人のプロが語り合った。

AI(人工知能)はDNAの自己複製能力によって動因を規定される自然の生命体ではないので、AI自体の自律的・主体的な存在意義や行動のモチベーションはないと推測されるが、『人間に影響を与える価値判断・意思決定』まで行うには確かに現在の人類社会において支配的な価値観や常識・感受性をプログラムして自律学習できるようにする必要がある。

しかしAIに排他的(競合的)な生存欲求・自己複製までプログラムすることはやはり危険で、人類の優位性・安全性を担保する目的からAIに自我意識・生存欲求・自己複製欲求などを付与することは技術的に可能でも敢えて回避される可能性が高いだろう。

だが自我・私欲のないAIであればこそ『公平性・中立性・倫理性』に期待する人も増えるはずで、政治権力・富の再分配・社会ルール(国際ルール)の設定基準・紛争調停の一部については高度なAIの判断をエゴ(仲間意識)の強い人間の判断よりも優先させるべき(正しさの程度が上)という主張が人間側から出てくるのかも。

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