夏の北アルプスの登山で遭難が相次ぐ、 日野原重明さんが死去

○日本アルプスは高山の危険度と登山者数の多さ(人の不完全さ)を考えれば、夏山でも遭難ゼロになる事はないが、それでも登る魅力ある山が無数にある。大半は無雪期の夏山シーズンしか登れず人が集中する。

長野県の北アルプスで遭難相次ぐ 男女2人が死亡

気温がそこまで低くならない夏山・低山なら、派手に滑落して出血・骨折があり数日間ビバークしても救助されたケースは少なからずあるが、打ち所が悪ければ行動不能・即死のリスクもある。『数メートルの滑落』といえば軽く思えるが、2~3階程度の高さからゴツゴツした岩場に落ちるわけで、死ななくても大怪我はする。

健康状態の自己管理をしっかりして、事故・遭難を避けて登山を楽しむことが第一だが、日本アルプスの3000m峰は遠方から車で来て登る人が多いので、登る前から『一定の疲労』を残してるケースもあるように思う。中高年で初めての北アルプスだと、岩場・鎖場・高度感・残雪など地元の低山にないリスクが多いのもある。

○日野原重明氏、患者主体の全人医療に尽力、生活習慣病や終末期医療、サリン事件対応でも功績を残した。明治44年生れの人が臨終直前まで知性と発言力を維持したのは凄いが、生命を使い切った老衰での正に大往生であったと思う。

<日野原重明さん死去>命は人のために…生涯現役を貫く

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