二階俊博幹事長の『批判を聞く必要なし』の反メディア・反対抗勢力のスタンス:自民の改憲案の提出問題

○二階俊博幹事長も菅義偉官房長官も『是々非々で反対勢力の声を聞くタイプ』ではない。自民支持率急落の一因も安倍首相のあんな人たちと切り捨てる言葉だった。唯我独尊・馬耳東風は政治家として墓穴を掘りやすい。

自民批判に「耳貸さず」=二階氏が研修会で発言

二階俊博幹事長は、政治家として民意を得るための人格的魅力が弱いか、意図的に傲慢不遜に振る舞っているかだろうが、CNNを茶化して殴りつける動画を配信した米国のトランプ大統領にも似ていて、『反メディア』の姿勢が相当強い。こっちはカネを払ってると何度も主張するが、だからといって政権御用新聞でも困るわけで。

自民党への批判に一切耳を貸さずに、ゴーイング・マイウェイでやりたいことをやるという明確な姿勢は伝わってきたが、選挙対策にも責任がある幹事長の立場でいうセリフとしては民意・反論はどうでもいいというのは無茶苦茶ではある。二階幹事長は民主主義の感覚が議会監視・非選挙の元老院があった明治期のものに近いのか。

○権力の流用疑惑のある安倍首相、組織運営能力に乏しい稲田防衛相、民意無視で自分らは正しいと怒って言い張る二階幹事長の状態で、自民の改憲草案を出されても不安しかなく国民投票で否決されるだけだろう。

改憲案、今秋提出を堅持=参院合区解消目指す―自民

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