人間はAI(人工知能)に何を求めていくことになるのか?:ノーといわずに何でもやってくれるAIやロボットの需要

AI(人工知能)の究極形は『ノーと言わず何でもしてくれる万能サーバント』で『自己と他者の効率的代替』になるが、AI進歩で人の代替が増えると人に頼んで求める諸価値が揺らぐ。

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人間とAI(人工知能)の決定的な違いは、現状では『自我意識・自由意思・自発的欲望(自己保存本能)の有無』とされるが、それらの自意識や自発性、死の恐怖がないために、AI(人工知能)は『(平均的な人の能力を超えながらも)権利なき万能処理システムのサーバント』として人間や社会のために使役されることになる。

AI依存度の高さは『負担・負荷・面倒のないライフスタイル』を段階的に推進する可能性はあるが、高度なAIやアンドロイドが進歩したとしても『一人一台(自分の代わりに稼ぐシステム)』などが社会福祉的に整備されることは当面はなく、企業・資本家の所有権によって『失業・格差の問題』が深刻化する恐れはある。

AIを主軸とする科学技術進歩の流れが速くなっていると言われるが、自動運転車と工場生産労働のロボット化(個人的魅力と関係しないサービス業の自動化)は特に現実的なものとして10~20年程度で、今あるシステムや働き方、車を大きく変える可能性がある。シンギュラリティの半分はSFだが半分はリアルへの影響だ。

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