モテる女性とモテない女性、「人並みの容姿」があれば美人かどうかは決定的に重要なわけでもない、結婚は女性ばかりに負担が多い制度なのか?

美人・セクシーかどうかは余り関係なく、「近寄りやすい話し方・柔らかい雰囲気で女性らしい感じの人」は若ければモテる。中等度前後の魅力があれば、「話し方・表情・態度」が誰に対しても雑でなく真面目・誠実に対応するだけで男は来る。

嫉妬が渦巻くネット社会 「モテすぎる」美女の苦悩(http://mixi.at/agv4VVq、10月24日)

男性の大半は拒絶に敏感で、話しかけて反応が冷たければ(薄ければ)面白くない相手として近づかない、モテたくなければ「無視に近いそっけない態度・目を見ず笑顔を出さない・質問に対する答えは面倒くさげにワンフレーズ(会話を続けない・すぐにその場を離れる)・事務的な表情と対応で愛想なし」で9割方は去るだろう。

容姿はそこそこでモテまくる人というのは、やはり本人が意識していなくても「表情・態度・反応に愛嬌や温かみが合って、男を勘違いさせたり男が安心して近づける(話しかけたら可愛らしい反応が返ってきて会話が続きやすいタイプ」ということは言える。

モテない人というか普通の人は、やはり相手によって愛嬌や反応に相当に大きな温度差があって、よく知らない男性が話しかけても「もっと話したくなる表情や反応を見せないこと」の方が多いから、それ以上相手が距離を詰めてくることがないのである。派手な美人が笑顔を見せず冷たい対応を一つ返すだけで男の大半は退散する…。

例えば、よく知らない男から「その髪型、似合ってるね」と言われた時、普通の女性は表情なしで「そうですか(あんたに関係ないでしょ)」なそっけない対応が多いが、モテると悩む女性は笑顔で「ありがとうございます。嬉しいです。でも髪が傷みやすくて…この色変じゃないですか云々…」の会話が続くリップサービスが多い。

「そうですか(あんたに関係ないでしょ)」のそっけない対応で目が合わない、体が逃げ腰(会話したくない空気)な感じだと、男もそれ以上余計なことを言いにくいが、後者の会話の糸口を与え笑顔・目を見る・その場にとどまる姿勢だと、「髪質、ものすごく綺麗に見えるけど云々」でエンドレスな口説きに入ってくる。

面と向かって拒絶的な空気(あなたに全く興味ないの感じ)を出せない、相手の話題に真面目に付き合いすぎる(自分から適当に話を切ってその場を離れられない)というだけで、若いそこそこの見た目の女性は不特定多数の有象無象にはモテるだろうが、本心ではどうでもいい人の相手にも時間・労力を費やして疲れるだろう。

こういった人は「八方美人」とも言えるが「自分自身が誰にも嫌われたくない(ネガティブな印象を持たれたくない)」ので、なかなか染み付いた性格行動パターンは変えにくい。モテる面倒くささに気づいて好印象な対応を辞める人も当然多い。珍しい話でもなく若くて並の容姿で、男に対し平等に受容的にすれば面倒な奴も来る。

○「仕事が忙し過ぎて時間の余裕がない場合(複数の案件が連続していて休む暇なく何らかの仕事に携わっている場合)」と「ぬるま湯に浸かるような安楽・快感にはまっている期間(現状にまずまず満足して同じような毎日が続けばいいと感じている期間)」は、人の本質的な思考力や哲学的なセンスは落ちるな。

鋭い思索力・感受性を持つ男性も女性もその大半が、人生のどこかで「本質的な思考力・哲学的なセンス・緻密な言語力」を失い、ある種凡庸な常識人の生き方やセンスのフレームワークに固められる。経験的に8割以上はそうならざるを得ない。むしろフレームワークに囚われない思考や生き方の柔軟性は安楽からの距離だろう。

フレームワークを超越する自由度は「時間・空間・関係性からの遊離」で担保され、「絶対にそこにいなければならない事」を減らす事で上がる。仕事・異性・家庭・生活等は、常識人にとって強い軛である。人の自己アイデンティティや精神的安定は「自由・柔軟・遊離」と「生存と社会への適応・歴史的物語」の間で常に揺れる。

「ぬるま湯に浸かるような安楽にはまっている期間(現状にまずまず満足して同じ毎日が続けばいいと感じている期間)」に、人の思考力や好奇心は落ちるという事から、標準的な非インテリの若い美人のかなりの割合が「インドア派・無趣味・寝るのが好き(何もしないの好き)・本も読まない」を連想した。

若い女性の場合、みんなから可愛い云々でちやほやされておらずインスタ文化にもはまっていない子の方が、「趣味・内面・文化・価値観」では充実していて会話が面白い傾向はあるように感じる。同じ女性でもインテリ層と非インテリ層では話題の種類や深まりは違うが、生活・視覚刺激以外に何にも興味・知識ない系も多い…

○男性と女性だけで一義的に損得は論じられず、仕事の適応力でもかなり変わる。楠田さんのように個人として完全に自立して、職業・老後・孤独・世間体(同調圧力)の不安を乗り越えられる人は、常に少数派である。

楠田枝里子、結婚しない理由「女性にばかり負担」(http://mixi.at/ajnQg5w、12月02日)

経済的不安が完全に払拭されるか、フルタイムの終身雇用に適応する覚悟があれば、結婚しない女性は多いだろうが、全員が数億円の資産を持って、『さてこれからの人生をどうしようかしら』と迷えるマリー・アントワネットではないのが現実だ。生きるためには常に一定の圧力があり、自力か協力か依存かの戦略的がある。

個別の男女関係のパワーバランスと経済活動の捉え方によって負担率は変わる。配偶者と同等に仕事をして、家事も出産育児も親戚対応も全部させられるなら、確かに女性の負担は大きいが、今はそこまでの男は少ないだろう。逆にそこまで自分一人で何でもできて仕事でも稼げる女性なら、離婚しても生きていける可能性は高い。

根底の部分では、好きな人とずっと一緒にいられるの恋愛感情の契機もあるが、生きるため子育てのため、メンタルケアのために有利だから結婚するという要素は無視できない。自分だけが働いて子育てもして介護もして、一緒にいても楽しくもないなど、メリットがゼロなら、いずれは離婚する可能性が高いだけだろう。

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