前澤友作と剛力彩芽の恋愛はなぜネタになるのか?、スーパーボランティアの尾畠春夫氏について雑感、ウェブビジネスで個人メディアは稼ぎにくくなったなど

○本気でバッシングしている人や僻んでいる人がいるかは知らないが、前澤友作と剛力彩芽の芸能ゴシップは「年齢・履歴・雰囲気のアンバランスさ」と「巨額資産のある女好きな社長の本心」がエンタメとして消費・言及されやすいというだけだろう。

中居正広、剛力彩芽騒動「貧乏がひがんでるだけ」
http://mixi.at/adaN4ER

貧乏人が僻んでいるだけという側面は全体構造の一部としてはあるが、別に叩いている人がみんな、「金持ちになって好みの若い女を連れて自家用ジェットで遊び回りたい(逆にお金持ちのおじさんにチヤホヤされて何でも買ってもらって特別なセレブ体験もしたい)」のにそれができないから僻んでいるというわけでもない。

ただ現実社会の男女関係は、結婚統計でも「年齢差3歳以内の夫婦」が全体の約6割を占めているように、同世代周辺の異性と親密になってその一人?数人との恋愛や婚姻だけで終わる人の方が多い。10~20歳以上も年齢差のある相手と浮かれて遊んだり、結婚離婚を繰り返して時々の恋に燃える前澤さんは標準からはズレている。

標準からズレていることは悪ではないが、「異質・異端」は金持ちであるか貧乏人であるかを問わず、基本的には懐疑・批判・不安・苛立ちの対象になりやすく、前澤さんのような異性関係の持ち方は妬みやひがみを抜きにしても「感情的な反発・道徳的な不快(真面目さの不足)」を受けやすい。数の論理の批判は不可避である。

先進国の富裕層や美貌層において、一夫一婦制を偽装したような「時間差のある一夫多妻制」が指摘されることもある。ハリウッドでも時間差のある離婚・再婚(年齢差婚)が多いが、ジョニー・デップにしてもブラッド・ピットにしても、その時々の自分の好み・欲に流されたセレブはトータルで見れば後半で苦しんでいたりもする。

○http://news.livedoor.com/article/detail/15164588/

貯蓄できぬまま65歳を迎える、団塊ジュニアの「2040年問題」。2025年以降の日本の高齢化・経済財政問題はクリティカルな構造問題が増えるが、団塊ジュニア・ロスジェネ世代の老後問題は現実シビア過ぎる。

○http://news.livedoor.com/article/detail/15167256/

ウェブメディアは2015年頃から個人単位で稼ぐことが難しい構造転換が起きた。「参入者数の急増+スマホアプリへのアクセス分散+大企業のウェブメディアの本格的テコ入れ+ウェブ広告単価下落」の影響は大きい。

○尾畠さんが藤本理稀ちゃんの自宅を訪れた際、祖父の招きを軽く辞退し「風呂は入らない・食事は要らない」と答え、「雨に濡れて歩くのが好きで傘も要りません」に登山人・自己完結の精神を垣間見た。

「理稀ちゃん沢にいると思った」発見の尾畠さん一問一答
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尾畠春夫氏は、78歳の現在でも毎朝約8キロのランニングをこなし、大分から広島辺りまで日帰りで自分で運転していくということで、いわゆる「高齢者の平均的なカテゴリー」で語れる人物ではない。登山を長く趣味にしてきたというが基礎体力・健康度では三浦雄一郎氏などと並ぶ特別に遺伝・身体に恵まれた人なのだろう。

○78歳の尾畠さんに現代の子育ての正しい知識は期待できず孫がいれば間違ったやり方で子に注意されたりもするだろうが、余生を愚直な人助けに捧げ黙々と動く生き様は真似できない。

山口・2歳男児を発見した男性に「飴玉あげないで!」 相次ぐ批判に「始末が悪い」
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この世代の人に現代の科学的で合理的な子育ての知識やノウハウはまずない。尾畠さんも日常生活や家族制度のうちにあっては自己の持つ価値観や能力のポテンシャルを発揮できないのではないか。どこか自由人の気風を感じさせるボランティアの達人であり、車中泊で日本全国を人助けに奔走する生き方がしっくりくるのだと思う。

○「金持ち父さん~」のロバート・キヨサキが金・銀を自然が形成した有限の「神の通貨」、円など法定通貨を金融政策で実質無限の「政府の通貨」、ビットコインなど仮想通貨を第三者が管理しない有限の「民衆の通貨」と分類していた。米ドルでトルコリラを潰しユーロにも圧力をかけるトランプ政権が政府の通貨の信用を揺さぶる

○剛力彩芽とはあちゅうの組み合わせは意外だが、パートナー関係の話題で毀誉褒貶の注目を集めているが、年齢差にせよ金持ち・AV男優にせよ「非標準的なエッジの効いたライフデザイン」は一定のエンタメ性(持続性はないにせよ)があるのだろう。

剛力彩芽とはあちゅうが初対面、互いの印象語る
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確かに、三浦翔平と桐谷美玲、前田敦子と勝地涼、昔で言えば、反町隆史と松嶋菜々子、江口洋介と森高千里といった「同世代の似た雰囲気のお似合いカップル」というのは、絵にはなるし安定感があるが、大衆的な好奇心・野次馬根性を煽る炎上誘発のエンタメ性やトリッキーな感じは当然ないわけである。

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