消費税増税による『額面の変化・セールの売り文句規制(消費税還元の表示禁止)』と実際の負担感

消費税が5%から8%に増税されることによって、商品やサービスの消費はある程度落ち込むと予測されているが、『住宅・自動車・ブランド品・貴金属』などの高額商品は特に駆け込み需要の後の落ち込みが心配される。

絶対に買わなければならない食品・雑貨・衣料品などの生活必需品については、消費の落ち込みは限定的かもしれないが、缶ジュースが100円から120円に値上げされたのが今では当たり前になっているように、『税込価格のベースライン』が抵抗を受けながらも引き上げられて定着していくという流れが生まれるだろう。

アイスなども昔は50円商品が沢山あったが、消費税導入後にいつの間にか100円商品がベースラインになってしまったし、10円だったチロルチョコも20円となり10円で購入できる駄菓子類は殆ど無くなってしまった。車の新車価格にしても15年くらい前までは、トヨタの最高級車のセルシオでも500~700万円くらいだったが、現在のレクサスブランドのLSでは1000万円前後の価格設定になっており、輸入車も含めいつの間にか高級車全体の平均価格は上昇傾向にある。

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『歩行者優先の原則』はあるが、車も歩行者も自分が『加害者・被害者』にならない予測と判断が大切。

ランニングやウォーキングをしていると、信号のない横断歩道で車がスピードを上げてきたり、左折してくる車の歩行者の確認が不十分でぎりぎりでブレーキをかけたりすることは少なからずある。歩行者が危ない状況になったり、運転手がヒヤリとする急停止をすることもあるわけだが、法律的にいくら『歩行者優先』であっても、車と人では運動エネルギー・物理的耐久性の違いが大きすぎるため、衝突すれば一方的に歩行者が怪我をするか死亡するだけの結果になりやすい。

3割が歩行者優先知らず=横断歩道標示も理解不足-免許保有者調査・警視庁

道路交通法の交通法規の理解度については、『車よりも歩行者が優先である・横断歩道の近くでは徐行(即時停止が可能な遅い速度で走る)』を知らないドライバーはいないと思うが、『横断歩道で車の通過を待っている歩行者がいれば、必ず一時停止しなければならない』という法律上の義務までがあること(取締りの対象になることもあること)を知らないドライバーが約3割いるのだろう。

とはいっても、日常的に歩いている比較的狭い道路(国道ではない道路・生活道路)や通学路などであれば、『十字路・横断歩道』を歩いて渡ろうとしていれば、50~60%以上くらいの確率で車の側が止まってくれているようには感じる。小学生にもならないくらいの小さな子供を連れていれば、90%近くはかなり手前で止まってくれるか十分に遅い徐行で走ってくれるので、『歩行者の危険回避能力・予想できない動きの可能性・交通事故を起こすリスク』をドライバーはある程度自覚しているのだろう。

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