集団的自衛権と『日米同盟・中国の仮想敵国化・世界の平和と安定への貢献・徴兵制の懸念』をどう考えるか。

国民の生命・財産を守る安全保障は、本来EUの如き地域共同体・価値の共有に近づく方向性でないと破綻する、『仮想敵国・抑止力の安保』はアドホックなだけでなく国民が国内の権力・制度に使役される。

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独裁体制で人権が守られない国、軍が国内で大きな権力を握る国では、『仮想敵の設定・思想の統制(反対者の弾圧)』によって、建前では『国民を対話不能な外敵から保護する権力の正当化(そのための思想教育)』を図り、『反権力・自由主義者・平和主義者を無責任な非国民(敵性勢力)』として弾圧する。

集団的自衛権と徴兵制は必然的なつながりは持たないが、『野蛮・残酷な外敵と戦うために一致団結する必要性の喧伝(協力しない者の差別・排除)』が強まれば、『国家のために自己犠牲を払う事を善とする教育・メディア』となる。徴兵制を敷かなくても『好戦的な世論・仮想敵の憎悪・格差と貧困の拡大』はその代替効果を持つ。

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