スマホ・PCの長時間使用の繰り返しによる“スマホ症候群・VDT症候群・ストレートネック”について

スマホやパソコンを日常的に長時間使用するライフスタイルで、『首・眼・肩・腰』に不調(機能低下)を来しやすいというのは経験的に感じる問題だ。ストレートネックやスマホ症候群の名称で知られる。

【暮らしのハテナ】スマホが原因の不調? 首や眼の異変に注意

スマホやパソコンを使って『同じ姿勢』を無意識に長く維持し続けることが、骨格筋の歪みを招いて健康を悪化させる。斜め下に目線を固定して、スマホのディスプレイを見続ける姿勢は首に思っている以上の負担がかかる。ストレートネックは首の疲れや気分の悪さにつながるが、運動やストレッチをしても症状はやはり残る。

人間の猿人・原人からの進化のプロセスを遡れば、ヒトは数百万年にわたってサバンナを駆け回ってきた種であり、平面上の文字・図像を長時間見続けるライフスタイルの歴史は数千年程度で短い。『止まっている状態・固定された姿勢・知的作業の負荷への適応』は十分ではなく、首・眼・肩に症状がでやすい。

平面上の文字・図像を長時間見続けるライフスタイルの歴史は数千年程度としたが、これは古代王朝の神官・学者・貴族など特権階級に限られる話で、近現代においても娯楽的な情報やゲームをスマホ・PCで消費するインターネットが登場するまで、多数派は人生の大半において本・文字・画面を見続ける人生を送りはしなかった。

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紗栄子が熊本地震の現地に入ってボランティア活動:芸能人・セレブの寄付とボランティア

紗栄子さんが『熊本地震・大分地震』で寄付とボランティアの活動に励んでいる。芸能人・著名人がボランティアやフィランソロフィに関心を持ち労力を割くことは評価されるべきで、本人の意識や周囲の見方と関係なく支援される人の実際の力になる。

紗栄子が熊本ボランティア1000人分ショウガ焼き

芸能人・資産家といえど1000万円の寄付というのは高額で、東京在住の自身が熊本県の被災地まで来て炊き出し(食材・物資の持ち込み)・語りかけをするというのはなかなかできることではない。紗栄子と熊本県・大分県には何か縁があるのかとも思ったが、出身地が宮崎県宮崎市で九州出身の人というのは知らなかった。

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桜島が噴煙4000メートル以上の爆発的噴火:姶良カルデラと阿蘇カルデラの連動の不安

桜島は日本の活火山の中でも活動性の高い新しい火山で、数千メートルの噴煙を上げる噴火は珍しくない。だが熊本地震の直後だけに『地震の断層のズレ・阿蘇山の活動性との相関』が気になりやすい。

桜島が爆発的噴火 昨年5月以来の噴煙4千メートル超

熊本地震と桜島噴火の影響を考えると、阿蘇山周辺だけではなく、霧島連山・開聞岳など南九州の火山帯への安易な立ち入りはやめておいたほうが無難だろう。姶良カルデラと阿蘇カルデラの活動性に関係があるかは分からないが、九州の断層・火山の活動性は高まっていると見て、注意・警戒を怠らないようにしていきたいものだ。

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大阪の小学6年生女児の焼死事件の再審:証拠不十分、推定無罪の原則採用で、実質無罪となる見通し

母の青木恵子さん(52)と内縁の夫の朴龍晧(ぼくたつひろ)さん(50)が生命保険金を目当てに小6の娘を放火し殺害したとされていた事件だが、証拠不十分と車庫の燃焼再現実験で実質的な無罪判決となる見通しである。

検察側、母への有罪主張も撤回 大阪・小6焼死再審

この事件はマスメディアでも取り上げられていたが、近代刑法における『推定無罪(疑わしきは罰せず)の原則』が最大限に適用された判例になる。検察側も各種の状況証拠から有罪を確信し起訴したが、決定的な物証を得られず弁護側の出した『車庫内の放火不可能性の再現実験』によって、不本意ながらも有罪主張を取り下げた。

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ドラマ『不機嫌な果実』の雑感と無関心で冷え込みやすい夫婦関係の問題点

『不機嫌な果実』のテレビドラマは、不倫の泥沼系のテーマだが、栗山千明と稲垣吾郎の経済的には裕福だが情緒的官能的な交流のない子なしの夫婦生活は一つのテンプレではある。そもそも、結婚制度は個人の幸福追求や官能性が目的ではないので、結婚すれば異性愛・承認欲求の面で常に満たされて楽しめるわけでは当然ない。

普段は興味も会話もないのに、妻が不倫すると途端に執着に走る稲垣の役所もありがちで、男性心理として『女としての妻に興味がなくても、独占欲の対象としての妻には未練が残る(第三者の男の影がちらつくと途端に気になって怒りが沸いてくる)』というのは珍しいものではない。

「不機嫌な果実」初回から濃厚ラブシーン全開で好発進

『釣った魚に餌をやらない・妻を女(夫を男)として見れなくなる・子育て以外の共有や共感が減る』は、カップル文化が定着していない生活の互助がメインの日本の結婚制度では珍しいものではないが、栗山千明のようなポジション・属性・夫との冷え切った関係で周囲に魅力的な男が次々出れば、不倫の誘惑度は高くはなるか。

『子供がいなくてお金はある状況(働かなくても良い状況)+愛されている(自分が必要とされる)実感や交流のない関係』で、平均以上に目立つ美貌や格好良さを持つ配偶者を冷たく扱って無関心に放置している状況なら、浮気のリスクは高くなる。ドラマの稲垣は敢えて相手の気持ちを引き離す面白みのない嫌な性格の役だが。

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GWの連休初日から北アルプスで遭難が続く:4人死亡、1人不明

北アルプスの穂高岳や立山連峰の剱岳は登山者が憧れる日本屈指の絶景の名山だが、標高の高さ・足場の悪さ・ハシゴや岩場など危険要因も多い。十分な下調べと準備をして、できれば登頂経験者の同伴が望ましい。

<北ア遭難>さらに4人死亡 1人不明、16人救助

日本各地にある低山(厳冬期以外)であれば、登山道を登るコースを行くならば『道迷い』以外の致命的リスクはあまりないが、3000m級の日本アルプスの高山はGWの連休前後の季節はあまり登山に良い季節(危険の少ない季節)とも言えない。残雪や雪解けの山・岩場は非常に滑りやすく、低山にない落石・雪崩もある。

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