『ポケモンGO』の感想と『地図とゲームの融合』

日本マクドナルド。一時は相次ぐ不祥事で大幅な客数・利益の減少に陥ったが、経営陣交代で経営方針を見直して短期間で業績が回復した。任天堂の『ポケモンGO』の主要スポンサーでもある。マックとポケモンGOのコラボ企画が行われる事から(店舗の位置情報を使用する可能性)、株価は3800円まで急上昇している。数日後にまたマクドナルド株は大きく下げてしまったが。

スマホゲームで長らくパズドラやモンストなどの後塵を拝した任天堂だが、リアルな位置情報を使用する『ポケモンGO』は『場所・店舗とのコラボレーション』に強みを持つ独特なゲームだ。マック以外の大手チェーンと組んだ企画が出る可能性もあるが、ポケモンブームの第二波が来れば長期的・広域的な波及効果に期待したい。

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ソフトバンクのARM買収とIoT(モノのインターネット), 父親が好きで尊敬できる女の子の結婚観はポジティブになる

○あらゆるモノをインターネットに接続して監視・制御するIoTは『センサー・メモリー・ゲートウェイの半導体需要』を爆発的に高める社会と生活の大変化だ。ソフトバンクのARM買収の成否は如何に?

ソフトバンクの大型買収で再び注目、ARMに期待される「IoT」って何?

IoT(モノのインターネット)は『離れているモノ・人・場所の状態を知る』や『離れているモノ・環境を制御する』によって、仕事・流通・家電製品・暮らしを効率化していく。IoTは社会の自動化・データ化(統計化)ともつながる変化だが、『無駄を激減させるモニタリングと遠隔操作』は人の仕事を減らす副作用も生む。

ほぼすべてのモノが位置情報を蓄積したり発信したりするようになれば、IoTは『監視社会の道具』にもなりかねないが、犯罪発生地点にあったモノの位置情報を検索できれば『犯罪捜査の手段(犯人が思わぬモノを所持してしまうミス)』としても使えるかもしれない。

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鳥取県、60歳兄が56歳妹に熱湯をかけて殺害, 高齢化社会の中の貧困

老親の年金のみに頼る『高齢貧困世帯』の問題だろう。中年期以上の子世代が経済的自立や財産形成に失敗して『負の要因』が累積すると、仕事・過去を題材に『家庭内の悪者探し』が暴力化しやすくなる。

<傷害致死容疑>56歳妹に熱湯、死なせた60歳逮捕 鳥取

親の世代よりも子・孫の世代が貧困化していく構造的問題は、これから『高齢者の貧困と生活保護・無年金低年金・医療や介護から排除される世帯』として表面化する可能性があるが、『二進も三進も行かなくなった人』というのは自己否定・行動転換に行かなければ、暴力・他者非難(暴力で血縁者を変えたい)に行きやすい。

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神奈川県秦野の妻殺害事件についての感想, ポイントカードの還元率の話。

普段の夫婦関係やDVの有無は分からないが、絞首は殴打より殺意が強い。『ストレス解消・マウンティングの威嚇・従属の強制』を目的とする身体的DVは殴打が多く、首を絞めるのは『憎悪と反撃・破滅願望』の印象がある。

<妻殺害容疑>34歳の夫逮捕…神奈川・秦野

暴力自体が論外だが、男で何か言われカッときたからといって、まず女性の首を絞めにかかる人は殆どいないと思われる。怒鳴って物に当たる、軽く叩くの暴力が多いはず。首を締めれば死ぬかもしれない常識があり、中途半端に締めても意味がない。きつく締めて息苦しい様子が見えれば、殺しても良い意志がない限り力を緩める。

確定的な殺意で死んでも構わないと思ってやったケースを除き、男性が女性の首を絞める行動の深層心理として、『口を塞ぎたい・おしゃべりを止めたい・声を聞きたくない』などが想定できるか。まくしたてるように非難・罵倒を受けると長く我慢するが、限界を超えると激昂・パニックに陥るタイプの男を責めすぎるのも危ない。

事件の真相は不明だが、子供には手をかけていないことから、夫婦に何も問題がなかったとは考えにくい。『夫側の問題・夫婦の不仲』だけではなく、妻が長期にわたり難治性の身体疾患や重症の精神疾患(うつ病)にかかっていて殺してくれるよう依頼した『嘱託殺人』の可能性もあり、高齢者層の夫婦間殺人には嘱託も多い。

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