自分が気に入るような体型・体重の管理, マイクロソフトの“Surface Studio”を発表

○見た目の体型だけの追求は挫折しやすいが、一定の運動習慣が確立すると『動きやすい身体感覚からのズレ』を修正する事で体型も自ら維持される。30代後半からオーバーワークの疲労が逆に問題になりやすい。

自分の体型、気に入ってる? 自己採点は○○点以下…

全身を隈なく鍛えたりバランス良くシェイプするのはやはり難しい。基本は『動くのが好きになること(長期間動かないを避ける)』と『多品目で適量の食事を摂ること』と『定期的に自分の全身像をチェックして早めに微調整すること(極端な体型・体重の変化を避ける)』だろう。明日から始めるはずっとやらないにつながる。

運動・鍛錬には非常に強い『慣性の法則』が働くので、アクティブに動き始めればその流れでやり続けられるし、面倒くさくなってやめてしまえば何か月でもやらないままになってしまう。加齢・忙しさ・疲労感も自己像に対する無関心の大きな要因なので、最終的には好きじゃないと続かない面は強いが。

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『人生100年時代の社会保障』は持続可能なものか?:年金支給開始年齢の引き上げや年金減額のリスク

『人生100年時代の社会保障』というが、40代以下は負担に対する給付が大幅なマイナス転換するので、今以上の負担率で『支給開始年齢引上げ・支給金額引下げ』をするなら年金制度の意義は弱まる。

<自民>年金年齢引き上げなど提言 経済財政構想小委員会

戦後のビジネスモデル云々というより、『賦課方式・終身給付・現役所得の代替率60%以上』の公的年金を、高額療養費を大幅免除する公的医療保険とセットで長期維持するハードルは元々高い。経済成長・人口と所得の増加が持続する期間はどの国・地域も限定的で、先進国となり経済・自意識が成熟すると需要も落ちやすい。

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ボブ・ディランがノーベル賞受賞に対して反応なし, 村上春樹はいつか受賞に至るのか?

ノーベル文学賞は村上春樹のような周囲が受賞を待望する作家(売れっ子の作家)は選ばれにくく、『想定外・マイナー』に目を向けやすい。ボブ・ディランは狙いに狙った想定外だろう。

ボブ・ディランがノーベル賞にシラけている理由、周囲の熱狂のバカらしさ

ボブ・ディラン選考は、ノーベル文学賞の対象が『小説・評論・随筆を書く作家』に限定されないという新ジャンルの先例になる。ボブ・ディランだけは特別で以後は歌手の選出はないということも有り得るが、『歌詞に文学性・哲学性・政治性のあるシンガーソングライター』まで含めると候補者は膨大になり次は予想困難になる。

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ヒマラヤ登山の極限状況と死亡リスク:人類のヒマラヤ山脈8000m峰への挑戦の歴史

マナスルなど標高8000m以上のヒマラヤ登山は、現代の登山の道具・装備・シェルパの案内があっても安全策を採らなければ5%以上は死亡率がある。天候悪化・滑落・怪我で簡単に死ぬ環境で覚悟が要る。

ヒマラヤ登山の日本人男性が行方不明 登頂後に滑落か

ヒマラヤの8000m峰への登頂は、20世紀半ばまでは『人類の登攀・登頂能力の限界に挑戦する夢』であり、実際1950年のフランスのモーリス・エルゾーグとルイ・ラシュナルによるアンナプルナ登頂まで公式記録では、誰も8000メートル以上の超高所(生命の長期生存限界)の頂に立った人間はいなかった。

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なぜ現代でブラック企業の問題が増加したのか?:雇用の保障と安定の変化と過労・ストレス

ブラック企業でも『高所得・ノウハウ蓄積・将来性ありのキャリアの条件』と『長時間労働・サービス残業・パワハラ・ノルマだけで積み上げのない条件』では、本人の受け取り方や納得度も異なる。

ブラック企業、見抜くには…転職者から情報、離職率調査

ブラック労働問題の多くは『時給換算で決められた時間だけ働くアルバイト・パート・派遣の非正規雇用』では起こりにくく、『時給換算できない固定給・職務給・賞与ありの正規雇用(メンバーシップ型雇用)』で起こりやすい。いわゆる身分の保障された日本の総合職は会社の何でも屋で労働時間も曖昧化しやすい。

『名ばかり管理職・名ばかり店長』のような実質的な権限・裁量のない過酷労働(寝る暇も与えられない労働)によって過労死するような悲惨なケースもあるが、『会社の社風・教育・労働時間・人事査定』に受忍限度を超えた問題や危険を感じたら早期離職を視野に入れてメンタルを壊す前に転職活動を急ぐ事だろう。

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生涯独身は不幸になりやすいのか?結婚すれば幸せになりやすいか?:一長一短な結婚制度

結婚は正社員にも似た『長期の関係性の固定化・義務化』の特徴を持ち、その相手・内容・目的共有・子の成長・帰結によって幸せにも不幸にもなる。独身は『相手・行動の流動性や選択』はあるが正社員に対する非正規と同じく自由度をどう活かせるかが問題になる。

生涯独身でも、不幸とは限らない

人間が精神的に追い込まれる最大の要因として『孤独+貧困+役割喪失(承認欠落)』があり、結婚は今までは大多数の平均的な人間にとって一定のセーフティーネット(話し相手がいる・相互扶助できる・仕事や子育ての役割がある等)として機能してきた。多くは結婚制度を使わずに長期の関係性や互助を維持しづらいのもある。

無論、結婚制度は半ば強制的に配偶者・子供との関係性・互助を義務づけるから、『大きな問題や危険が生じた相手からも簡単に離れられないデメリット』もある。相手の人間性や価値観、経済力、知性・対話力等の見極めは慎重に行う必要がある。関係の固定化が『安心・保証』か『束縛・負担』か各人の努力・相性次第だろう。

生涯独身は不幸ではないが、配偶者でなくても、結婚制度に依存しない異性関係や友人関係などを一人でも持てているか否かが『中年期以降のシビアな孤独』に関係してくる可能性はある。完全に一人でも誰とも深く対話できなくても死ぬまで何ら揺らがない悟った脱俗・達観の境地に到達できれば良いが、誰でもできる事でもない。

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