2016年国内旅行の急上昇地域は『沖縄・大分・奈良』で西日本が優勢:観光資源・流行・話題と居住地からの距離

単純な国内旅行者数なら北海道・京都・東京が多いだろうが、人気の観光地は伸びしろが少ない。沖縄・大分・奈良は『南国の景観・温泉・歴史文化』の観光資源があり、島根の『出雲大社』と香川の『瀬戸内文化祭の離島・うどん』も話題性があった。

2016年国内旅行の赤丸急上昇エリア1位は沖縄!

国内旅行の上昇率では『西日本の地域』が優位だが、沖縄県は日本では数少ない『南国リゾート気分』を味わいやすい気候・自然風土・景色(海)そのものが魅力になっており、ディズニーランドとかUSJとかのようなテーマパークの大型施設がないことも特徴だろう。故に沖縄旅行の印象や評価は遊び方によって個人差もでる。

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障害者虐待が最多の3154人で、施設職員被害が増加:なぜ感情労働の介護・福祉の仕事は虐待が発生しやすいのか?

子供(乳幼児)の面倒を見ることさえ大変なように、『意思疎通・知的能力・身体能力』に大きな問題を抱えている他人の世話をしてケアをする仕事は、忍耐・奉仕が前提のストレスの大きな感情労働になりやすい。

<障害者虐待>最多3154人、施設職員被害が増加

障害者虐待を防止するためには『資質と意欲のある職員を採用して教育すること』『職員の給与や待遇を上げること』『職場の良好な人間関係とオープンな意思疎通を保つこと』『職員の悩みや不満を相談できる場所を作ること』などがポイントになるが、障害者施設の慢性的な人材不足・教育研修の不足・財政難が根底にある。

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『時給制のアルバイト・月給制のサラリーマン』より『成果給(実力主義)の自営業・自由業』のほうが有利とは通常言えない

破格の投資家・起業家・技術者なら1日数時間の労働で高額収入も有り得るが、自営業・自由業の大半は平均的なサラリーマン・アルバイトより1日の労働時間は長くストレスも強い。収入・ビジネスの継続に不安もあるので、一般に月給制の方が貧困化しない。

「時給や月給で働く人」が貧困化する理由 (19時間前)

自分や少数の人にしか生み出せない付加価値があり、書籍・音楽の印税や大規模なサイト構築・アプリ開発のように一度の成功で継続的な収入(生涯賃金相当)が入るとか、長期持続する特別なビジネスモデルや商材を持っているとかなら雇われるより自分でやるべきだが、徒手空拳の人なら雇用・月給以外に安定収入は得づらい。

雇用形態ではなく仕事の意識の面では、『時間にこだわらない好きな仕事』ができるほうが仕事の遣り甲斐は確かにあるだろう。時間に囚われて働く人は『今日は〇時までの意識』があり、時計を見ながら早く終わらないかなの気分になりやすいが、仕事を生活手段として割り切る人はどうしても多くなるだろう。

完全出来高制の自営業・自由業はとにかく格差が大きな世界で、開店休業状態の自由はあるが低所得の割合も多いわけで、日本の中流階層の大半は大企業や公務員のサラリーパーソンである。組織に属さず年収500万以上を稼ぎ続ける事は(世襲・信用・顧客引継ぎのない)ゼロからだと中堅サラリーマンになるよりハードルが高い。

月給制のサラリーマンは確かに毎日通勤して長時間の拘束・管理を受けなければならない意味では『不自由・窮屈』だが、逆に会社に行けば毎月の収入・社会保険が保障されている状態は、個人事業ではあり得ない。『他律の拘束・管理』と『保障・安定』はセットで、通常は後者を失う恐れが強く、収入ゼロなら生活できない。

記事では『労働時間に関係なく成果でお金がもらえる人になろう』というが、会社・組織に属していない個人で『実際に売れるモノ(高く売れる・長く売れる)』はかなり限られてくる。確かに、1つ成功すれば数百万の収入が振り込まれるような付加価値なら収入に波があっても良いが、それだけの売り物や能力があるかである。

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中小企業への『ストレスチェック制度』の導入で従業員のメンタルヘルスは良くなるか?

従業員が正直に答えれば『ストレスチェック』でストレスの強度や対処方法の見立てを判断する事ができるが、会社で実施される質問紙の心理テストは『望ましい回答』を選びやすい。

【過労自殺】従業員50人以上の全事業所に「ストレスチェック」制度導入も課題あり

確かに本人の許可なくストレスチェック(心理テスト)の結果は会社に通知しないことになっているが、企業が営利を追求する競争環境である以上は『自分がストレスを感じている・職場の人間関係や仕事内容に不適応になっている』を知られたくないから、通院治療や休職・配置転換に消極的になるサラリーマンは多いように思う。

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日本のいじめはなぜ『仲間外れ・無視』が多いのか?

日本では『嫌いな相手と関わらない(口を聞かない)のは個人の自由でいじめではない・意地の張り合いで無視する』の価値観は珍しくない。意図せずして閉鎖集団ではいじめで追い込まれる人も出る。

日本のいじめ、目立つ「仲間外れ」「無視」 海外と比較

水利を分有して共同作業を行う農村共同体では『村八分の仲間はずれ』は、最も厳しい制裁の一つだったが、学校や会社、親族といったものも『同調圧力の働く擬似的な村社会』のようになりやすいのかもしれない。現代はそこに『嫌われる人や不快な印象を与える人が悪い』の免罪が加わり、無視はいじめではないの認識となる。

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現代人はなぜ一人になりやすいのか?:孤独に悩むけれど誰でもいいから傍にいてほしいわけでもない心理

現代人に一人が増えた理由は『地縁血縁=義務的な縁が多く失われたこと』と『自分が関わりたいと思う好きな相手としか付き合いたくない人が増えたこと』だろう。

“たまたまひとりでも大丈夫”と思えれば、世間の目なんて気にならない/月読寺・小池龍之介さん(後編)

独りが嫌という人も『誰とでもいいから一緒にいたい人』『色んなタイプのいる大きな群れ・集団の一員にいつもなっていたい人』は、今は滅多にいない。むしろ気が合わない人や魅力・楽しさを感じない人と会うよりも、『一人でやりたいこと(趣味・娯楽・教養・文化)をしたい人』が多数派を形成しているように思える。

一人は嫌といいつつ、家族・地縁血縁を軽んじたり、職場の飲み会・社員旅行を辞退したり、自分が気を遣う場・相手を避け、気になるメンバーのいない集まり、上司・先輩の誘いは敬遠したりしていないだろうか。大勢で賑やかにやる場には『望まない相手・役割・力関係』もつきもの、楽しいばかりともいかないので遠ざかる人もでる。

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