一度は行きたいレゴランド、 円安・原油高・金利上昇・国民年金値上げによる4月からの値上げラッシュ

○レゴブロックはディズニーのキャラクターやUSJのハリウッド映画の世界に比べると地味ではあるが、レゴ好き以外の客がテーマパークとしてリピートする要素があるか。どんなものか名古屋に行った時のついでに一度は行ってみたいと思うが、レゴブロック自体も子供には知能開発や空間認識力の発達などに良い影響がありそうである。

<レゴランド>ブロックの夢世界…名古屋にオープン

○円安・原油高・原料高・金利の影響で4月から『値上げラッシュ』。電力大手10社で『月額78~169円の値上げ』、ガスも値上げに。国民年金も毎年値上げで今年は月額230円上がり『16490円』となる。平成29年以降は物価・賃金係数を除き16900円で固定の予定だが、いずれ17000円を超えそうだ…。

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司馬遼太郎の昭和30年代の家庭業としてのサラリーマン論:サラリーマンも芸術家も生き方として貴賎なし

司馬遼太郎が高度成長期前の景気・給料の悪かった(会社勤めが増え始めた)昭和30年代にサラリーマンは『良き伴侶を得て家庭を作る為に働く家庭業』と記したが、旧時代のジェンダー(結婚出産が当然の時代論)と同時に現代にも通ず『勤め人が仕事自体が嫌でも働く意味』を示す。今の若者が勤め人に苦悩し迷う由縁でもあるか。

司馬の語る『サラリーマン』と『芸術家』の価値観や生き方の差異と、いずれの生き方をしても貴賎はなく運命を享受する他ないとする物言いは共感させられる部分も多いが、こういった処世術的なエッセイを書いていた時代の司馬はまだ新聞記者の一介のサラリーマンで、歴史小説家として踏み出すか迷いの時期でもあっただろう。

こういった話とも不思議と重なるが、現代の20?30代のイケイケ風の若い女性が書いたエッセイに『散々やりたいことをやって、結婚・出産でもしないとやることがなくなった(何をしても同じ事の繰り返しに感じた)』と書いていてなるほど確かに多くはそこに行き着く、司馬のいう家庭業としてのサラリーマンとも関連する。

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Galaxy8の発表とサムスンのスマホ、シャープ買収の台湾の鴻海と世界の電機市場、俳優の山本裕典の女関係による契約解除

○GalaxyはNote7の発火事故で、安全性に対する信用を落とし、朴槿恵との癒着でサムスントップが逮捕され李財閥分割の危機もあるが、スマホとしての機能・先進性・動作安定はトップ水準にある。

Samsung、フラッグシップスマホ「Galaxy S8」「Galaxy S8+」を発表 大画面とスリムさを両立

iPhoneではないAndroidのフラッグシップモデルを選ぶなら、どうしてもSONYのXperiaかSAMSUNGのGALAXYかシャープのAQUOSかになりやすい。今は格安スマホでも十分使えるものばかりなのでどれでも大きな問題はないが、マルチタスクやゲームで負荷がかかると処理速度に違いはある。

GALAXYのNote7の発火爆発の事故は、大容量のリチウムイオンバッテリーとスマホ本体との相性・限界の問題で、他のスマホでも加熱・発火事故は起こるが、Note7は『高機能・多機能を限界まで使えるリチウム電池』で欲張りすぎて墓穴を掘った。シャープのような有機ELの省電化技術がないと電池だけは危ない。

GALAXY S8で5.8型は本体が大きくなりすぎる気もするが、メモリ4GB、64GBは現在のスマホで複数のアプリを使い、沢山の写真を撮るなら嬉しいスペック向上だろう。物理ボタンをなくして画面を最大限広くし、感圧式にして戻るボタンとメニューボタンがあるのは使いやすいはず。

○シャープを買収した台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が、2016年連結決算で純利益が1486億台湾元(約5470億円)で過去最高になった。シャープもリストラと投資分野の調整で経営状況・株価は改善している。日本メーカーが世界の電機業界の雄だった時代が変わったが、鴻海やサムスンもまた成長の壁に直面している。

パソコンにせよスマホにせよ、10年前までNEC・ソニー・富士通・シャープ・パナソニック等の日本メーカーは『高額だがスペックは世界最高に近い』というニーズがあったが、今は『価格・コスト・品質(スペック)の競争』の全てで劣勢に立たされやすく、価格競争激化のスマホ市場からは多くのメーカーが撤退させられた。

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現代日本の大学教育の効用と貸与型奨学金を借りすぎることのリスク:奨学金を借りるなら働くビジョンも必要

日本の大学教育は医歯薬看系の学部を除き『職業教育・資格や免許』の側面が弱く、卒業すれば確実に平均所得前後を稼げるわけではない。親世代の大卒ならそれなりに稼げるの見通しの具体化が必要だ。

ルポ・奨学金に奪われた未来、仕送り激減、ブラック企業への就職…

数百万以上の奨学金を借りる事は、無利子に近くても『長期間にわたる固定の支払い』が発生することを意味する。固定費は一つが少額でも家賃食費・水道光熱費・スマホ料金と積み重なるとすぐ10~20万以上の金額になる。卒業までにどんな仕事・資格・方法でどのくらい稼げそうかの見通しを早い段階で立てる必要がある。

本来、親の資力に影響されにくい機会の平等を担保するため、大学までの教育過程全体の無償化を進めるべきだが、そのためには『大学全入化の改革(大卒を就活の最低ベースラインとする企業・個人の意識変革)』が必要で、『大学に入学すべき能力・目的・適性がある一定数の人材』だけが大学に進むようにしないと無理だろう。

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最近の医師はタメ口や権威的な態度は減っているが…:医師の能力・技量と接遇・話し方

医師が“お医者様”として権威的だった昔とは違い、最近の中年以下の医師で話し方や態度が傲慢なタイプは減った、丁寧な対応の人(機械的・冷めた人もいる)が増えた印象もある。医師は技術・知識・経験の方が重要だが、親しみのあるタメ口なら状態を話しやすい雰囲気作りにもなる。

医者にタメ口が多い2つの理由

時々行く開業医で大学病院の部長職などを歴任した人もいるが、人当たりや言葉遣いが柔らかく検査結果の説明も丁寧にしてくれる。小児科にも休日対応までしてほぼ年中無休でやっている精力的な所があったり、医師も色々な人はいるが真面目に地域貢献や患者対応している人は頭が下がるような人が多いのも確かだ。

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ヤマトのブラック企業めいたパワハラ自殺訴訟:なぜ常軌を逸した暴言暴力が続けられたのか?

通販業界の物流を支える側面からヤマト運輸の報道が多かったが、ブラック企業的なパワハラによる自殺は現代の労働環境の深刻な問題。常軌を逸した罵倒・脅迫は自主退職に追い込む意図があったかも。

「殺してぇな」上司の罵声2時間 自殺遺族、ヤマト提訴

所長を経験した被害者はドライバーへの降格人事を受けているが、この時点で会社は本人から自主退職すると思い込んでいた節がある。大手の飲食業界も店長・エリア長の社員が、売上減や従業員管理ミスなどで工場・配送などに配置替えされる事例はある。年収を大幅ダウンさせる事で、暗黙裡に馘首のプレッシャーをかける。

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