『なぜ読書をしなければいけないの?』という疑問と時代の変化:読書せずにはいられない人と意識的・目的的に読書する人は違う

紙の本を読む事だけを『読書』と定義すれば読書する人は減ったし、『小説的な活字・長文のフィクション』や『古典・名作の定番』を読む人は更に減ったが、『意味のある文章を読み書きする量』はネット時代で逆に増えたかもしれない。

読書離れ進行「なぜ読書をしなければいけないの?」への回答

同じ読書でもフィクションかノンフィクションかでかなり違うし、娯楽(創作された物語を読む楽しみ)か広義の勉強(情報・知識・話題のインプット)かの目的によっても全く違う。相当な冊数を読む読書人でも、小説を全く読まない新書・学術書の事実ベースの読書が好きな人と小説しか読まない人は、共通点は乏しいだろう。

今の時代は読書以外の娯楽も多く、『読書をしなければならない』わけではない。読書する人が幸せで得をするとか、読書しない人が不幸になり損をするという話でもなく、『読書をしないが故のシンプルな人格構造・現実即応の適応力』で楽しくやれる人も意外に多い。読書も思索も過ぎたるは猶及ばざるが如しもまた真な所はある。

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公衆トイレの屋根裏に寝泊りしていた男とホームレス問題、 昨日の大雨と熊本地震から一年が経過。

○公衆トイレの屋根裏は盲点だが『屋外で合法的に無料・長期に寝泊りできる場所』がまずない。就労意欲のないホームレスになれば、好むと好まざるとに関わらず公有地か私有地の不法占拠になるだろう。

「屋根裏に人が」公衆トイレで寝泊まり数年 侵入の疑い

結局、近代社会は初期まで住宅のない乞食を『浮浪罪』で犯罪者として処遇したように、『お金・住宅・家族・労働意欲』がなく『行政から保護される為の交換条件』も拒絶すれば合法的な生活拠点の確保が困難になる仕組みになっている。ホームレスになる自由、世俗・労働社会と絶縁する自由はあるようでないのが現実である。

マクロな視点で見れば、現代人(近代人)はよほどの資産でもない限りは、身体も行動も生活拠点も国家権力(法治主義)・市場経済に雁字搦めに管理されていて、原則お金を稼ぎ続けないと合法的に生きられない。不自由だけれどもその管理・義務の目から完全に抜け落ちれば『一箇所で寝る・食べる事自体が犯罪の針の筵』に…。

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北朝鮮問題で強まるアメリカの圧力:『対話と圧力』のバランスの崩れと日韓の副次的被害のリスク

北朝鮮の核実験に対する米国の制裁圧力が高まる中で、金正恩は『核実験』ではなく『半端なミサイル実験』で強気な挑発姿勢をアピールしたが、核実験なら米国が軍事攻撃の可能性もあった。北朝鮮の瀬戸際外交の緊張感が高まっているが、韓国・日本の副次的被害を回避しつつ圧力をかけるには米国と中国の連携が鍵になる。

北朝鮮問題は緊迫化するが、日本の安倍首相は花見会で桜を愛で当事者意識薄くトランプ頼み、韓国の朴槿恵前大統領は弾劾裁判で失職し『実質の政治空白』に陥り黄教安代行もトランプ頼みか…トランプ大統領は軍事制裁の圧力を強めるが、米国本土にまず危害が及ばないが故の日韓巻き込む強硬策の懸念が出てくる。

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杉並区住宅で女性遺体が床下から見つかったリフォーム業者の殺人事件から考えたこと:悪意(キレる)と保身のエスカレート

リフォーム営業に来た段階ではなく、見積もりして契約を終えた段階の犯行のような報じ方だが、ドア修理に失敗し被害者に『あなた何もできないのね』の罵声を浴びせられたというが、殺人は短気過ぎる…。

<杉並女性遺体>「床下に運び刺した」容疑者、玄関で殴打

ただ『無能・役立たず』と罵倒されただけでなく『ドアストッパーも直せない業者とは契約解除する』と申し出られた可能性もある。自分の仕事が上手くいっておらず久しぶりに取れた仕事で『収入が入るから罵声くらい我慢しよう』の態度でいたら、『契約解除+人格否定』で元から情緒不安定だった男がキレたのかもしれない。

姑息な保身は、殺してしまうまで加害がエスカレートする犯罪心理につながる恐れがある。常識的に考えれば、短気な性格や情緒不安定でカッと来て一発か二発殴りつけたとしても、そこでやめて謝罪するか逃走するかすれば最悪の殺人・傷害致死は避けられる。だが『絶対に捕まりたくない保身』でより重犯罪になる人がでる。

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諫早湾干拓事業訴訟、開門差し止めを命じる矛盾した判決、 タリーズの新作『クレープシュゼットラテ』は美味しそう

○諫早湾干拓事業は農地造成と水害対策を目的に1997年に湾を堤防で締切り、堤防をギロチンと呼ぶ非難が起こった。それから20年の歳月が経過したため、『農地=既存環境』の既成事実化の地裁判決が出たという事だろう。

<諫早訴訟>開門差し止め命じる判決 長崎地裁

諫早湾を干拓してまで新たな農地が必要だったかそもそもの疑問はあるが、国策的な巨大公共事業は一度動き始めたら止まらないわけで、『漁師と農家の対立・潮流による海洋環境の変化』も織り込んで、大きなお金を行政と地元業者に回す公共事業自体が目的化していた面もある。諫早湾干拓事業は総事業費約2530億円がかかった巨大プロジェクトだった。

長崎県は国から干拓農地(約670ヘクタール)を約51億円で購入、約40件の営農者に貸し付けて年間約34億円の農産物を生産しているという。福岡高裁の開門命令を国は長崎地裁の相反判決で履行せず、漁業者に支払わなければならない制裁金は1日90万円まで増額された。開門すれば農家に支払わなければならないが…

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くら寿司のネット上の中傷に対する訴訟問題、 近年の日本は自動車事故も刑事犯罪も減少傾向に。

○くら寿司も個人の感想・意見のコメントとして放置していれば誰にも注目されず忘却されたと思われるが、こういった相手を困らせて楽しむ頑固な型の確信犯・愉快犯に対抗しても時間・金銭の浪費だろう。

くら寿司がネット上の誹謗中傷に反論 「看過できない」と情報開示請求に至った理由を説明

『無添くら寿司』の商標に対する言いがかりだが、くら寿司側は『四大添加物の無使用』を中心にして無添と称し安全品質のイメージ戦略を展開しているだけで、『全添加物・食材としての果糖等』を一切使ってないとまでは言っておらず、現実的に全国チェーンでそこまで徹底することは不可能に近い。

くら寿司が対抗措置を講じた背景には、不特定多数の個人投資家が閲覧している『株式の掲示板』において、くら寿司の企業価値・経営理念を不当に毀損するしつこい誹謗中傷を繰り返していると捉えた事もあるのだろう。株式の掲示板にはこの種の『ネガティブ・コメンテイター(株価誘導の願望含め)』は結構いるものだ。

『客観的根拠・論理的正当性のあるまっとうな企業批判』でなければ、『口汚く感情的に書いた自分の批判・非難』について企業から取り下げてほしいと頼まれれば、削除することもやぶさかではないと思うが、訴訟を起こされてもどうでもいい誹謗中傷を消したくないという頑固さは、なかなか気難しい性格の人なのだろう。

裁判や法律の観点からはこのレベルの非難であれば、『個人の言論・表現の自由の範疇』であり、強制的に『会社に対するネガティブな評価や乱暴な口調での非難』を書くなというわけにはいかない。『イカサマくさい』程度の言葉で、実際の企業価値が落ちるとも思わないが。

くら寿司も直接交渉したりお願いしてみて、相手が書き込みを削除するなどしていれば訴訟までしなかっただろうが、恐らく話しても『俺は間違ったことは書いてないので今後も言いたいことを言わせてもらう、くら寿司はイカサマだ』な感じで平行線だったのだろうw話を聞く態度がない相手とまともにやり合うと面倒なだけだが……。

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