豊田真由子議員の暴言ミュージカルと自己制御の喪失の悲劇、 NHKのネット同時配信アプリの受信料新設について

○豊田真由子の暴言暴行は典型的な『逆らえない下位者への八つ当たりのパワハラ』で、政治家・社会人として資質・自己制御が欠如しているが、『暴言ミュージカル』は怒り・脅しに変化をつけて自分を煽り相手の反論を抑制する効果はある。

豊田真由子議員の“暴言ミュージカル”の恐ろしさを考える

音楽生理学という学問分野で分析すべき事例なのかは分からないが、精神疾患・パーソナリティー障害の診断名のフレームワークは別として、相当なストレスやフラストレーションを溜め込んで、激怒発作を起こした精神的に不安定な状態、自分を社会的・常識的に制御できない興奮状態にあったとは言えるだろう。

歌を歌うような調子で怒るは、一般的な怒り方ではないが、ヒステリックに大声で怒鳴りつけた後に歌・詩吟のリズムをつけて『相手に伝えたい非難・脅迫・説明のメッセージ』を語る人はいることはいる。精神が混乱するほどの自分の怒りの強さを伝える意図もあるが、自分で自分の言葉に興奮して煽られた結果でもある。

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妻と母親のどちらの味方になるのかという昔ながらの嫁姑問題:息子にどこまで干渉するかは母の性格・家柄や財力などに拠る。

姑の性格・生き方の個人差も大きく、姑と息子の関係も色々だと思うが、一般的傾向として『家柄・学歴・職業・財産等の自負心・競争心が強い女性』ほど干渉・見栄も強く、援助もあるが押し付けも増えそう。

【嫁姑問題】あなたと義母、旦那さんはどっちの味方?

わが子の人生や結婚への干渉度、子に対する発言力・影響力は千差万別だが、男親も自分の地位・名誉・財産・家柄などがしっかりした人のほうが、一般に子に対する善意での『このようにすべきという援助的押し付け』は増える。経済的支援や仕事上のつながり(親が経営する会社の幹部等)があると特に子は逆らいにくい。

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異性とのコミュニケーションを楽しむ方法:一般的な雑談は簡単だが、個人的関係を深めていく会話は難しい

『好みの異性と関係を深める話し方』と『異性一般とその場で笑顔で楽しく雑談する話し方』は違う。前者の距離を詰めるアプローチは相手にも一定の好意がないとテクニックだけでは難しい。後者は魅力的な相手でも性格・状況によって成り立つ。

正直、異性と話すのが苦手…。上手になる3つのコツ

異性と話すのが極端に苦手という人は、無意識にせよ『自分の異性としての価値が相手に値踏みされている感覚(自分が拒否されたり冷たくされたり笑われるのではないか・キラキラした相手に対して自分が冴えなくて見劣りしている等)』が強くなっていることが多く、30代前半以下の若い世代の人ほど苦手な男の比率は高い。

おじさん・おじいさんになると、ちょっと可愛らしい若い店員の女性などに対して『美人や可愛い、肌や髪が綺麗、あなたを見るのが楽しみ云々の軽口』を厚かましく叩ける人も増えるが、初めから年齢差が大きく釣り合わない相手(真剣に値踏みされない)とわかっているからこそ、『思いついた賛辞(相手の外見に関する褒め言葉)』を適当に投げかけられるだけ。

同世代や自分も若い年齢だと、気になる異性を食事・遊びに気軽な感じで誘ったとしても『相手からの断り・拒絶の返事(自分への態度が変わり避けられる)のダメージ』は一般に小さくない。ハイなおじさんが居酒屋の女子大生の店員を飯に誘ってもその場限りの冗談で笑って受け流されるが、同じ大学生なら真剣味が強まる。

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若さの価値と老いの自覚:若いというのはどういうことか?老いを受け入れられなければ苦しい

若さとは『説明・解釈・蓄積を必要としないストレートな力と健康』である。成熟とは他者との関わりや蓄積・運命・限界によって解釈される『自己存在の納得と赦し』だろう。

年をとって分かったこと 「40過ぎたら毎日どこかが痛い」「季節のものが愛おしい」

若いということは、客観的な年齢もあるが、『今の自分を大きく向上させ環境・関係を変えられる自信や体力』があるということでもあり、『過去の蓄積・しがらみ』を振りほどく力を潜在的に持つ。年齢を重ねると役割や関係、責任が良くも悪くも積み重なり、自分と他者にとっての『自己像の固定化』で保守的になりやすい。

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『性暴力は死ぬ気で抵抗すれば防げる』という間違った認識で抑圧される女性:性暴力は物理的暴力・死の恐怖も含んでいる。

性暴力はどこまでエスカレートするか分からない物理的暴力でもある。現代人の大半は本気で殴られ脅される暴力に耐性はなく女性なら尚更である。

「性暴力は死ぬ気で抵抗すれば防げる」にジョン・カビラ猛反論 「自分の娘が被害に遭ったとして同じ言葉を言えますか?」

60~70代の男性が『性暴力は死ぬ気で抵抗すれば防げる』と勇ましい事を言うが、裏返せば『(レイプされた妻・娘の落ち度を責める型の)男権主義的な女性の性的な独占願望の変形』に過ぎない。女性の生命・貞節を守ろうとしての抵抗論ではなく、女性を夫・父の所有物と擬制しての抵抗強制(性犯罪被害=恥・穢れ)に近い。

女性を夫・父の所有物と擬制する抵抗強制は、あからさまに賛成する男は現代では少ないが、妻・恋人などがレイプ被害にあった時に『被害を受けた妻・恋人を責めたり避けたりする男』は少なからずいるのも現実だろう。被害を受けた女性が自分自身を責めたり穢れを感じて自己否定するセカンドレイプやモラハラとも関係する。

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沖縄戦終結72年、沖縄県の戦争被害・基地負担の歴史を考える:戦争が起こるメカニズムと戦争を支持する大衆心理・時代意識とは何なのか?

沖縄の悲劇は戦争と戦陣訓で多大な犠牲を出した地域でありながら、戦中は二級国民扱いされ、戦後の反戦運動・基地反対さえ非国民的(親中・利敵)と指弾されている事だろう。軍事関連の犠牲と負担と非難が、沖縄県に長年にわたってのしかかり続けている。

沖縄戦終結72年=語り継ぐ体験、妹亡くした83歳女性

戦争を繰り返さないためにどうすれば良いか。軍事力を強化すれば戦争を回避できるは誤りで、『軍産複合体の巨大化+軍人の発言権の強化・軍人閣僚の承認』があると、アメリカのように軍事費・軍隊の自己正当化(必要性の自己証明)のために戦争の大義名分がつくられる。軍事関連の雇用が増えると簡単に削減できない。

必要限度の防衛力(軍事力)は必要だが、『軍事費・軍事関連の雇用の拡大』を抑えられる仕組みを担保し、『軍事ビジネス化(国の軍事予算を当てにする企業・軍隊・勢力の増大)』と『軍人の権威権限・発言力の強化(軍人が内閣に入って閣議に影響を及ぼす)』と『国民の軍事・軍人の熱狂的支持』は抑止しなければならない。

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