「ストレス」タグアーカイブ

ストレスを感じにくくするための認知療法的な工夫と対人関係の割り切り

認知療法の基本を説明した記事だが、『客観的な出来事』をどのような方向にも意味づけできるというフラットな心理状態が準備できていないと効果は薄い。他者の内面に執着できず問題の本質を抽出すると良い。

ストレスに感じる人と感じない人の大きな違いとは?

大部分がコントロール不能な他者の人格・内面に執着してあれこれ悩むのは、問題解決にも自己肯定にも役に立たないという意味で『考えても仕方がないこと』である。それが十分に納得できた時に人間関係の悩みから来るストレスの半分くらいは軽減するが、頭で分かっていても腑に落ちて自他を分離できるかの個人差は大きい。

上司から同僚の面前で叱責された時に、恥をかかされたとか自分はダメとか思い込む事は多いだろうが『上司の人格・内面に関わる人間関係(人の好き嫌い)の問題』と『仕事の遂行・水準に関わる自分自身の能力の問題』を切り離すだけでも気持ちは変わる。単なる不注意や忘却のミスなら、深刻に長く落ち込む必要もない。

続きを読む ストレスを感じにくくするための認知療法的な工夫と対人関係の割り切り

高気温・高湿度は『生理的ストレス』であり、熱中症やイライラを引き起こしやすい:29歳女性によるJR高田馬場駅構内のスプレー噴射事件

うだるような暑さで汗が滴り落ちてぐったりする猛暑日といえば、お決まりの問題として『熱中症(その中でも重症度が高い日射病)』がイメージされるようになったが、高気温・高湿度は精神状態にも影響を及ぼすことのある『生理的ストレス』である。

元々の性格(パーソナリティ)が冷静・温厚で常識や節度のある人であれば、生理的ストレスによるイライラや怒りやすさ(易怒性)、興奮・衝動を抑制して直接他人に不満をぶつけないようにできる。だが、元々の性格が短気・攻撃的でストレス耐性が低いために不快状況を我慢できないような人は、『生理的ストレスによる他罰性のイライラ・責任転嫁の暴言・被害者意識による反撃』が起こってくる頻度が有意に高まる。

JR高田馬場駅構内でスプレー噴射、女逮捕=トイレ順番待ち中、傷害容疑-警視庁

ちょっとしたトラブルや言葉の行き違いで喧嘩や事件が勃発しやすくなったり、あるいはそれまでに溜め込んでいた不満・怒り・我慢を抑制できなくなって、『家族間・友人間・利害関係者間での大きな事件』が起こりやすくなったりもする。

東京都新宿区のJR高田馬場駅の女子トイレで、容疑者の29歳女性が催涙スプレーを撒き散らして、1人が皮膚炎を発症して7人が病院に搬送された事件も、『元々の短気・攻撃的な性格+従前の不満・苛立ちの多い落ち着かない状況』に『猛暑の生理的ストレス』が加わったことで起こった可能性がある。

続きを読む 高気温・高湿度は『生理的ストレス』であり、熱中症やイライラを引き起こしやすい:29歳女性によるJR高田馬場駅構内のスプレー噴射事件