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『氷食症』の体験談と鉄欠乏性貧血との相関関係

重度の鉄欠乏性貧血になっていた時に『氷食症』を体験した。確かに貧血が良くなるに従いあれだけ食べたい衝動のあった氷を殆ど食べなくなった。氷食症は、飲物の氷を全て噛み砕き、消費速度が速いので製氷皿の氷が凍りきらないうちから食べるほどだったな……w

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氷食症は夏場だけに氷を食べるのではなく、寒い冬場でも食べたくなる。氷食症の食べ方は殆ど『ガリガリ噛み砕く』であり『口中で舐めて溶かす』という食べ方はまずない。貧血による自律神経の体温調節障害で、口内の温度上昇・熱感があると推測されるが、『氷を噛み砕く独特な食感の快感』を求める嗜癖性もあるのだろう。

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食事と健康(肥満・生活習慣病のリスク)の相関をどう考えるか:ジャンクフード・炭酸飲料は不健康な食事とされるけれど…

健康な食事といえば『野菜・果物の割合が多くて栄養バランスの取れた食事(味付けの薄いメニュー)』がイメージされ、不健康な食事といえば『炭水化物・脂質の多いジャンクフードやインスタント食品、スナック菓子、清涼飲料水(味付けの濃いメニュー)』がイメージされるが、ここには食の健康にまつわる一つの錯誤も生じやすい。

野菜・果物をたっぷりと摂取する健康的な食事であれば『一度に食べる量・一日に食べる頻度(回数)』が相当に多くても構わないという錯誤である。一回の食事に山ほどの沢山のメニューをお膳に並べ、丼茶碗に山盛りのご飯を何杯もお代わりしても『不健康な食事』でないのだから健康には悪くないというような考え方をしていれば、いくら葉物・緑黄色野菜・根菜・果物をたっぷりと摂取して肉・魚料理を合わせて食べても、カロリーオーバーで肥満になったり長期的には健康を崩しやすくなる。

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先進国の食生活では少なめに食べていても『必須栄養素の不足』は起こりにくいが、腹いっぱいになるまで食べるのを常としていれば『必須栄養素の過剰』は極めて簡単に起こるので、栄養バランスの摂れた手料理でも品数や分量が多すぎれば肥満・生活習慣病の原因となる。

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アメフト部員が熱中症で死亡。『炎天下のスポーツ』も状況によっては延期・中止を考慮。

連日35~40度を超えるような猛暑が続いていて、冷房を入れない室内でもそれ以上の気温になることもあるが、『猛暑日の屋外での激しいスポーツ』は練習にせよ試合にせよ十分な注意が必要か、気温・日差しが極端に強い時には思い切って中止すべきなのかもしれない。

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猛暑日には体温調節能力が低下した高齢者や未熟な子供を中心に、1000人以上が救急搬送されて数人が死亡するという統計的な傾向がでていることから、猛暑日の屋外やクーラーなしの室内では『年齢・体調・持病(循環器系・呼吸器系など)』によっては誰が倒れてもおかしくはない。

熱中症は単純にこまめに水分・塩分の補給をしていればならない病気ではなく、どんなに普段鍛えていてこまめに水分を摂っていても、『長時間の強烈な直射日光・大量発汗・体温上昇』などがあると、わずかな身体のコンディションや潜在的な持病の存在によって熱中症の症状が出るリスクがある。通常は、ギラギラ照りつけるような直射日光をまともに浴びながらの状態で、激しい運動を続けることはどんなに練習を積んでいてもハイリスクな行為である。

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