「地震」タグアーカイブ

30年以内に太平洋側(首都圏・東南海・四国など)で大地震が起こる確率が高いとする地震予測、 『日本のこころ』の憲法改正案について

○日本の人口減の人口動態や社保増大の財政状況の推移を考えると、2060年以前に首都・主要都市の大地震や原発事故に見舞われると、財政難・労働力不足から復旧復興は非常に難しい課題になってしまう。

30年以内に大地震、太平洋側で確率高め 予測地図公表

30年以内に大地震が首都圏・東海地方・太平洋側で発生する確率が高いのは好ましくない予測だが、地震予測の精度は低く大半が当たらないのが救いである。30年を50年や100年のスパンにして、いずれ起こるとすればいつか予測が当たるだろうが、30年以内の確率論(絶対ではない)はアバウトで杞憂になると願いたい。

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今村雅弘復興相の『東北でよかったの失言』による更迭と当事者意識の希薄化

中央の意識による『東北への思い入れの薄さ・当事者性の欠如』が図らずして漏れた今村復興相だが、政治家は学者ではない、合理的計算よりもTPOに合わせた義理と人情で支持されないと失言になりやすい。

<今村復興相辞任>「ご迷惑かけた」辞表提出後の発言・全文

東京に大地震が起きた時に想定される『全体の被害規模・経済的損失・政治経済の中枢機能麻痺』は、確かに東北地方で大地震が起きた時よりも深刻であり日本は容易に復興できないシビアな状態に追い込まれるが、それは『敢えて比較しなくても分かっている合理的な事実』で政治家としては不要・不快な蛇足の言葉である。

『東北で良かった』は、経済被害・中枢機能で東日本大震災における個別の被災者の人命の価値や悲哀の深さを希薄化する思いやり・温かみのない失言となる。政治家は合理的であるべきだが冷淡な人柄・無感情・皮肉屋であるべきではなく、本当はそんな人間でなくても失言によってそう決めつけられるデメリットは相当に大きい。

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公衆トイレの屋根裏に寝泊りしていた男とホームレス問題、 昨日の大雨と熊本地震から一年が経過。

○公衆トイレの屋根裏は盲点だが『屋外で合法的に無料・長期に寝泊りできる場所』がまずない。就労意欲のないホームレスになれば、好むと好まざるとに関わらず公有地か私有地の不法占拠になるだろう。

「屋根裏に人が」公衆トイレで寝泊まり数年 侵入の疑い

結局、近代社会は初期まで住宅のない乞食を『浮浪罪』で犯罪者として処遇したように、『お金・住宅・家族・労働意欲』がなく『行政から保護される為の交換条件』も拒絶すれば合法的な生活拠点の確保が困難になる仕組みになっている。ホームレスになる自由、世俗・労働社会と絶縁する自由はあるようでないのが現実である。

マクロな視点で見れば、現代人(近代人)はよほどの資産でもない限りは、身体も行動も生活拠点も国家権力(法治主義)・市場経済に雁字搦めに管理されていて、原則お金を稼ぎ続けないと合法的に生きられない。不自由だけれどもその管理・義務の目から完全に抜け落ちれば『一箇所で寝る・食べる事自体が犯罪の針の筵』に…。

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熊本地震で続く車中泊:政府が健康リスクを軽減するための車中泊避難の指針策定を検討

現代人は殆ど他人と長期間の集団生活(共同生活)を経験したことがなく、男女同室でしきりが弱い為の性被害なども報告されているから、プライバシー・安全確保の為に車中泊を選びたい気持ちは理解できるが。

<熊本地震>「車中泊避難」で指針 政府が策定検討

循環器・血管血液が正常な可能性が高い若い人なら、車中泊の健康リスクは低くなると思うが、高齢者は身体を伸ばして寝られる避難所に移ったほうが良いだろう。どうしても車中泊をしたい人は、車外でテント泊できるような環境を整えるべき。複数人で寝られる大きさのテントの寄付もされているが数が足りていない。

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紗栄子が熊本地震の現地に入ってボランティア活動:芸能人・セレブの寄付とボランティア

紗栄子さんが『熊本地震・大分地震』で寄付とボランティアの活動に励んでいる。芸能人・著名人がボランティアやフィランソロフィに関心を持ち労力を割くことは評価されるべきで、本人の意識や周囲の見方と関係なく支援される人の実際の力になる。

紗栄子が熊本ボランティア1000人分ショウガ焼き

芸能人・資産家といえど1000万円の寄付というのは高額で、東京在住の自身が熊本県の被災地まで来て炊き出し(食材・物資の持ち込み)・語りかけをするというのはなかなかできることではない。紗栄子と熊本県・大分県には何か縁があるのかとも思ったが、出身地が宮崎県宮崎市で九州出身の人というのは知らなかった。

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桜島が噴煙4000メートル以上の爆発的噴火:姶良カルデラと阿蘇カルデラの連動の不安

桜島は日本の活火山の中でも活動性の高い新しい火山で、数千メートルの噴煙を上げる噴火は珍しくない。だが熊本地震の直後だけに『地震の断層のズレ・阿蘇山の活動性との相関』が気になりやすい。

桜島が爆発的噴火 昨年5月以来の噴煙4千メートル超

熊本地震と桜島噴火の影響を考えると、阿蘇山周辺だけではなく、霧島連山・開聞岳など南九州の火山帯への安易な立ち入りはやめておいたほうが無難だろう。姶良カルデラと阿蘇カルデラの活動性に関係があるかは分からないが、九州の断層・火山の活動性は高まっていると見て、注意・警戒を怠らないようにしていきたいものだ。

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