「自然災害」タグアーカイブ

自然災害報道で“写真つきの実名”で報じられるのはどのような人か?:事件事故・災害で実名で詳細報道される問題はあるが…

災害・事件の被害者の写真・名前・情報を記事に掲載する事の是非は難しいが、若者や母子、美人、殉死などのように物語性・将来性のある人のほうが詳細な報道をされやすい待遇の違いはあるように思う。

おなかの命も奪われた 1歳かばうように妊婦の遺体

遺族の許可を取れば、映りの良い写真を報道記事に掲載する問題はないが、人によって『悲劇・被害を多くの人に知ってもらいたい』か『身内だけの問題としてそっとしておいて欲しいか』の考え方は相当に違う。リンちゃん殺人事件では、父親が『匿名報道はやめて、写真と名前を出してリンちゃんを覚えていてほしい』と語った。

基本的に、事件や自然災害の被害に遭われた方に、暴言や侮辱が寄せられることは殆どなく、同情や共感、励まし、義憤の声が集まる事になる。だが、他人のこういった共感的な反応・慰問が自分の心の支えになる人もいれば、逆に赤の他人ですぐに忘れるくせに(興味本位なだけ)と偽善を非難するような気持ちになる人もいる。

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30年以内に太平洋側(首都圏・東南海・四国など)で大地震が起こる確率が高いとする地震予測、 『日本のこころ』の憲法改正案について

○日本の人口減の人口動態や社保増大の財政状況の推移を考えると、2060年以前に首都・主要都市の大地震や原発事故に見舞われると、財政難・労働力不足から復旧復興は非常に難しい課題になってしまう。

30年以内に大地震、太平洋側で確率高め 予測地図公表

30年以内に大地震が首都圏・東海地方・太平洋側で発生する確率が高いのは好ましくない予測だが、地震予測の精度は低く大半が当たらないのが救いである。30年を50年や100年のスパンにして、いずれ起こるとすればいつか予測が当たるだろうが、30年以内の確率論(絶対ではない)はアバウトで杞憂になると願いたい。

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今村雅弘復興相の『東北でよかったの失言』による更迭と当事者意識の希薄化

中央の意識による『東北への思い入れの薄さ・当事者性の欠如』が図らずして漏れた今村復興相だが、政治家は学者ではない、合理的計算よりもTPOに合わせた義理と人情で支持されないと失言になりやすい。

<今村復興相辞任>「ご迷惑かけた」辞表提出後の発言・全文

東京に大地震が起きた時に想定される『全体の被害規模・経済的損失・政治経済の中枢機能麻痺』は、確かに東北地方で大地震が起きた時よりも深刻であり日本は容易に復興できないシビアな状態に追い込まれるが、それは『敢えて比較しなくても分かっている合理的な事実』で政治家としては不要・不快な蛇足の言葉である。

『東北で良かった』は、経済被害・中枢機能で東日本大震災における個別の被災者の人命の価値や悲哀の深さを希薄化する思いやり・温かみのない失言となる。政治家は合理的であるべきだが冷淡な人柄・無感情・皮肉屋であるべきではなく、本当はそんな人間でなくても失言によってそう決めつけられるデメリットは相当に大きい。

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『御嶽山噴火』で遺族が国・県を提訴:『火山噴火・地震の科学的予測』には限界もあるが、地震計の修繕・管理義務はあるか

噴火と地震の予測精度は低く、自治体は登山者が自然災害・気象変化で死なない保証をする義務はないが、御嶽山噴火の遺族には『主たる稼得者』を突然失い困窮した人もいて、ダメ元の提訴の面もあるか。

御嶽山噴火で遺族が提訴へ 国と県に1億5千万円請求

登山保険というのは確かにあるが、その多くは『遭難事故の実費負担のカバー・傷病の入院保障』で『高額な死亡保障』はついていない。一般の生命保険にも『登山・登攀などでの死亡事故除く』の但し書きがあって、働き盛りの家族(主たる家計の支え手)が死亡しても保険金が下りないケースがあったのではないかなど思った。

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タレントのなすび、福島復興支援のエベレスト登頂, プログラミングの小学校授業の必修化

○世界最高峰のエベレスト登頂は登山家の実績として素晴らしいが、なすび氏は福島県復興支援の地道なボランティア活動に加えてエベレストにも登ったようだ。登山と復興支援の関係はチャレンジで困難な目標にも到達できる実証だろう。

3度目の正直! タレントのなすびさん、エベレスト登頂に成功

標準ルートが確立したエベレストは8000m峰の中で難易度は低いとも言われるが、シェルパのガイド登山でもどんなに注意していても『雪崩や滑落・天候悪化・体調不良』で簡単に死ぬ世界である。入山・物資・ガイドに大金を出しても確実に登れる保証もなく、なすび氏も過去に撤退しているが、再チャレンジにも意義がある。

東日本大震災後の復興支援に関わって、福島第一原発の視察なども行ったようだが、2011年に起こった震災・原発事故も当事者以外は次第に記憶・実感が風化してくる。今年は熊本地震で再び災害の警戒感が喚起されたが、エベレスト登頂のニュースと併せ福島復興が語られることは関心・意識の風化を遅らせる効果もある。

人間の脳の『忘れる機能(記憶・実感が薄らぐ)』は、メンタルヘルスや未来志向の意識と密接に関わっていて、人は忘れられるからこそ(深刻に意識化しなくなるからこそ)つらいことや大変なことがあっても生きていける面はあるのだが、『復興途上の地域問題』については一定の成果が固まるまでは風化を抑制する必要がある。

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熊本地震で続く車中泊:政府が健康リスクを軽減するための車中泊避難の指針策定を検討

現代人は殆ど他人と長期間の集団生活(共同生活)を経験したことがなく、男女同室でしきりが弱い為の性被害なども報告されているから、プライバシー・安全確保の為に車中泊を選びたい気持ちは理解できるが。

<熊本地震>「車中泊避難」で指針 政府が策定検討

循環器・血管血液が正常な可能性が高い若い人なら、車中泊の健康リスクは低くなると思うが、高齢者は身体を伸ばして寝られる避難所に移ったほうが良いだろう。どうしても車中泊をしたい人は、車外でテント泊できるような環境を整えるべき。複数人で寝られる大きさのテントの寄付もされているが数が足りていない。

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