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中村俊介の結婚相手に求める条件の多さ、セブンイレブンの成長の限界はどこか?、仮想通貨価格が上昇トレンドになど

○「イケメン(有名人)・高所得」で結婚願望が強く謙虚な人なら既に結婚している。中村俊介氏のような男は「本当は結婚願望がない・非現実的な理想が年齢で余計に遠のく」のいずれかだろう。

中村俊介 “結婚相手”への厳しすぎる条件 マツコら騒然「料理ができないこと自体、女と思ってない」 http://mixi.at/a8cg17t

確かに中村俊介氏は40代男性としては平均を超えたイケメンで高所得者に入るが、40代だけで「婚活市場にいない若い女性」はどんなにイケメンでも恋人・結婚相手の範疇に入れないこともあり(マッチングサイト系なら初めから検索条件に入れないので画面に出ない等)、イケメンであっても年齢要因は意外に軽視できない。

年齢相応の落ち着いた相手や関係、地道な結婚を現実的に求めることに本気レベルの興味と熱意がなければ、どんなに条件が良い女性が来ても結婚できないという話では。「料理ができる女性」を特別重視しているようなので、その辺は結婚願望が強い男の特徴でもあるが。結婚願望がない人ほど料理は余りポイントにならない。

男でも女でも30代後半~50代になりそれなりの恋愛・異性経験があれば、まして中村俊介氏ほど若い頃は良い女にもちやほやされたであろう人だと、「付き合ったり結婚したりで得られる幸せ・快の量」が予想できるだけに、余計に真剣な恋愛・結婚が遠のく。「相手のために滅私で生きる」という方向転換がないと無理だろう。

異性関係に限らないが仕事・学問でも趣味でも何でも、それなりに経験のある人間が、年を取るということは、「世間擦れして、刺激に鈍感になること」でもあり、「メリットを忘れてのめり込むような異性・恋愛・結婚」などを期待してもまず無理だろう。ある意味、婚活的・現実的な人生設計や老後の孤独不安など計算要素が要る。

ただ「当たり前の平穏な日常生活」に一定以上の高い価値を感じられる人でないと、中村俊介氏的な立場・境遇だとなかなか本当に結婚しようとする動きに出ないし、動きに出ないほど若い頃にイケメン云々であっても、年齢要因で「本当に理想・好みに合致した相手」は余計いなくなっていく。贅沢やわがままを言えば切りがない。

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コンビニの廃棄弁当をなぜ持ち帰ってはいけないお店(店長)が多いのか?:売り場の弁当と競合する廃棄弁当の商品価値

弁当の実売数を予測した発注量の調整は難しく、廃棄ゼロの発注は供給不足で機会損失を生む。廃棄弁当をどうするかは店長の裁量だが、廃棄を当てにされる損失もある。

「粗末にしたくない」コンビニ「廃棄弁当」持ち帰ったら謹慎処分ーーなぜダメなのか?

なぜ廃棄弁当を持ち帰るのがダメかは、法律論よりも『市場の商品に無料のものはない』の資本主義原則に近い。店長の厚意で廃棄コストを店がかぶってくれて『うちのコンビニでバイトすれば廃棄弁当は持ち帰っていいよ』は有り得るが、厳密には『廃棄弁当の使用価値』は『売場の弁当の使用価値』と殆ど変わらないからである。

コンビニは商品を売って利益を得る事を目的とした営利事業者だから、弁当の商品価値を毀損するような習慣はできるだけ作りたくない。まさに『廃棄弁当は誰でも持って帰って良いの習慣』を作る事は、『売場の弁当の商品価値の毀損・無料弁当との競合』につながるリスクだ。捨てる事と上げる事は商売上では全く異なる行為だ。

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“ジェンダー・資本主義・マナー・性的魅力”と相関して変わってきた体毛の印象

大学課題「女子は腋毛伸ばせ」、10週間ムダ毛処理止め男女の違い学ぶ。

日本でいえば江戸時代以前、前近代的な社会においては、女性であっても腋毛や脛毛を全く見えないようにする形で、剃ったり脱毛処理したりするケアは求められていなかったが、『頭髪以外の体毛=ムダ毛・美の障害物』と見なす美的感覚は、美貌や清潔を貨幣経済によってある程度まで操作できる『近代西欧文明』の先端にあるものと考えられるのではないかと思う。

ムダ毛を処理していなければ『美しさ・清潔・マナー』から外れて、美しくないだけではなく社会常識やマナーのない人間のように見なされかねないという意味では、現代社会におけるムダ毛処理(男のひげ剃り・女の腋や脛の処理)は個人の強迫観念を超えた直接的な社会生活上の要請に近い。

会社員・公務員であれば男でさえ、無精ひげを伸ばし続けたり髭をデザインしてカットしたりすることは許されないし、現代では女性から見た男性の性的魅力さえも『体毛や髭が薄いほうが魅力的に見える(中には体毛が濃いというだけでNGという女性もいる)』方向に変化している。このことは自由・人権が守られた先進的な経済社会が概ね、『女性原理(たくましさ・荒々しさ・豪快さよりも美しさ・優雅さ・清潔さを評価する)』に近づくことと無縁ではないだろう。

資本主義との相関でいえば、『ムダ毛がないほうが美しいという価値観』は、剃刀やシェーバー、エステ・美容外科の脱毛(レーザーやニードルの脱毛処理)などの定期的な消耗を義務付けるものであり、体毛を自然に任せて放置して良い文化よりもたくさんのお金が常に動き続ける。

米国の投資家ウォーレン・バフェットが世界最高水準の鋭利な複数刃の剃刀を開発したジレット社に、『これから世界中の男が丁寧に毎日ひげを剃る時代になるから、付加価値の高い高額な剃刀の需要は安定して伸びる(今は贅沢な複数刃の剃刀がスタンダードな必需品と化す)』という理由で大金を投資した所以でもある。

実際、ジレットの株価はバフェットの初期投資の時点から5倍以上に膨らみ、コカ・コーラと並んで、必需品化するビジネスを愛好するバフェットの長期投資の典型的な成功事例(ブルーチップ株の合理的予測)と言われる。

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