「つぶやき」カテゴリーアーカイブ

軽井沢のスキーツアーバス転落事故と夜間の山道走行の危なさ:長距離バス事業での高齢者雇用

高齢な運転手の技量・健康に問題があった可能性があるが『安全なコース選定』も不十分だった。冬の深夜に碓氷峠を越えるコース、積雪・アイスバーンがあれば熟練のバス運転士でも危ういと思う。

運転手「大型バス苦手」=昨年末の採用時説明―転落事故で運行会社

バスは転落の直前に大きく左右に蛇行していたとの証言があり、ブレーキやハンドルなどバスそのものの故障の可能性もある。『急角度のカーブ・車幅の狭い道』が数キロ以上にわたって連続する山道・峠道・林道の類を深夜に抜けるのは、大型バスでなくても危険で、何度か走って道を覚えてないと緊張による疲労も出やすい。

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高学歴女性に対する印象・偏見・コンプレックスと恋愛関係における男女の相互評価(相性認識)のバランス

学歴・知性にコンプレックスがある側に被害妄想の悪印象が生じる事もあれば、学歴・知性を権威的・競争的に示す側が傲慢に映る事もある。学歴に限らず職業・収入・容姿・家柄も落差があれば差異の解釈で印象は変わる。

「高学歴女」ってぶっちゃけどうなの!? 男性には好印象? それとも……

差異があっても差異を『優劣の意識』に結びつけず、『相手の人間性・生き方の価値』をそれぞれの次元で尊重して認め合えるようであれば、学歴の差異は男女関係の障害にはならない。だが何らかの対立でその差異を『相手の欠点(だから高学歴・低学歴は?)』に結びつけた批判が不意に口をつけば関係が修復困難にもなり得る。

差異のフラットな承認を継続的にするのは『倫理・理想の言論(ディスクール)』としては簡単に感じるが、実際は人間の心理には『属性・能力・魅力の差異=優劣の図式』が組み込まれやすく、表面で倫理化された人格が何かのきっかけで突然崩れて、『相手の痛い所をつく嫌な人間性』の影が覗く事(そう被害妄想する)もある。

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「紹介状なしの大病院の受診」は約5000円の負担増に:大病院信仰は強いが個人クリニックとの使い分けを。

検査設備の充実・専門医などから大病院信仰は根強い。実際、町医者の診療所では対症療法中心で、軽微な症状の訴えだけで精密検査・画像検査はやらないので見落としリスクはある。内部の異常・がんに神経質になるなら人間ドックでも定期的に受けるべきだろう。

「紹介状なしの受診」負担増に賛否

健康マニア(心気症傾向)・検査好きな人でもないと、待ち時間が異常に長い大病院に風邪のような軽微な症状でいきなり『紹介状なしの受診』をする人は少ないし、予約してなければ一日がかりの診療になり、MRI、生検等を希望すれば別の日に改めて検査になる、患者数も多いので余計な感染症を貰うリスクもある。

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山本太郎議員が北朝鮮決議採決を棄権したが、『北朝鮮の恫喝外交』への向き合い方は難しい、 『お~いお茶 玉露』などのプチ贅沢商品

山本太郎を『北朝鮮擁護の利敵行為』として非難する声は当然強いが、歴史的・政治的に『北朝鮮の逃げ場を塞ぐ制裁強化』が、核の放棄・日本人の安全につながるかは微妙だ。経済封鎖のABCD包囲網に過去の日本は屈さなかった。

北朝鮮決議採決を棄権=生活・山本氏

軍事独裁国家にとって『核兵器』は実際の大量破壊兵器というより、ブラフによって体制保障・恐喝外交・内政不干渉を勝ち取る道具立てに近い。水爆実験も実際は成功していない可能性が高いが、水爆開発の意図があるブラフだけで十分だ。核を外国領土に落とせば北朝鮮は米国の核報復、中国の離反、国連の軍事制裁で滅ぶ。

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ユニクロの冬季の売上減少による業績予想の下方修正:ユニクロの価格引き上げ戦略が壁にぶち当たる

ユニクロが11~12月の売上減少を受け、通期の業績予想を下方修正した。暖冬による冬物衣料の売上不振を理由に上げるが、利益率を上げる価格引き上げ(GUとユニクロの格差路線)が顧客離れを招いたかも。アパレルの王者ユニクロの経営でも「永続的な右肩上がりの成長」は不可能で、当面の成長の天井に当たったと見る。

ユニクロの国内市場は成長の余地が見出し難いが、2016?2017年は『世界的な景気減速・南欧の財政・チャイナリスク・中東の政情』と『消費税増税の予定(景気条項はない)』が悪影響を及ぼす可能性がある。国内市場が飽和する中、ユニクロの成長持続の活路は海外店舗の増加だが、先進国以外での価格競争力は弱い。

ユニクロの主力商品は下着・シャツ・パンツ・靴下などの『カラフルなベーシック衣料品』だが、すでにこれらの商品はユニクロの購買層の大半に行き渡ってしまい、『前年度を越える需要』を喚起するほどの新商品・話題商品がない。『顧客の購買力』も漸減傾向にある状況だ。売上に貢献するアウターは毎年は買わない人が多い。

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今年の世界経済の不安定さとグローバリゼーションの直面する危機:モノ余りの現代における問題

世界経済が原油・製品の生産過剰のモノ余りで値下げや利益減に悩む現状を考えると『個人消費の下支え』を理由にする高齢者への給付金を若者に拡大しても良い事になるが、部分的ベーシックインカムの発想に近づく。

<参院代表質問>改憲項目、議論の中で 首相意向

先進国の経済の難しさは、基本的に『モノ不足』ではなく『モノ余り』の状態にあることだが、職業・企業の分野によっては『労働力不足』の問題が局所的に深刻化して、将来的には世界人口爆発による『資源不足リスク』も懸念される。生産力増大で暫くは消費が増えれば景気が良い消費主義経済が通用するが持続性は不明である。

中東産油国では売り切れないほどの原油が湧いて価格が下落し、米国がシェールガス革命で原油の中東依存から離脱しかけているように『資源の潜在埋蔵量(持続可能年数)の予測』は当てにならない。現代の欧米も『モノの絶対量が足りない』ではなく『財政収支の数字が赤字を累積する・若年層の労働需要減少』に悩み続ける。

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