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ヒマラヤ登山の極限状況と死亡リスク:人類のヒマラヤ山脈8000m峰への挑戦の歴史

マナスルなど標高8000m以上のヒマラヤ登山は、現代の登山の道具・装備・シェルパの案内があっても安全策を採らなければ5%以上は死亡率がある。天候悪化・滑落・怪我で簡単に死ぬ環境で覚悟が要る。

ヒマラヤ登山の日本人男性が行方不明 登頂後に滑落か

ヒマラヤの8000m峰への登頂は、20世紀半ばまでは『人類の登攀・登頂能力の限界に挑戦する夢』であり、実際1950年のフランスのモーリス・エルゾーグとルイ・ラシュナルによるアンナプルナ登頂まで公式記録では、誰も8000メートル以上の超高所(生命の長期生存限界)の頂に立った人間はいなかった。

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なぜ現代でブラック企業の問題が増加したのか?:雇用の保障と安定の変化と過労・ストレス

ブラック企業でも『高所得・ノウハウ蓄積・将来性ありのキャリアの条件』と『長時間労働・サービス残業・パワハラ・ノルマだけで積み上げのない条件』では、本人の受け取り方や納得度も異なる。

ブラック企業、見抜くには…転職者から情報、離職率調査

ブラック労働問題の多くは『時給換算で決められた時間だけ働くアルバイト・パート・派遣の非正規雇用』では起こりにくく、『時給換算できない固定給・職務給・賞与ありの正規雇用(メンバーシップ型雇用)』で起こりやすい。いわゆる身分の保障された日本の総合職は会社の何でも屋で労働時間も曖昧化しやすい。

『名ばかり管理職・名ばかり店長』のような実質的な権限・裁量のない過酷労働(寝る暇も与えられない労働)によって過労死するような悲惨なケースもあるが、『会社の社風・教育・労働時間・人事査定』に受忍限度を超えた問題や危険を感じたら早期離職を視野に入れてメンタルを壊す前に転職活動を急ぐ事だろう。

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生涯独身は不幸になりやすいのか?結婚すれば幸せになりやすいか?:一長一短な結婚制度

結婚は正社員にも似た『長期の関係性の固定化・義務化』の特徴を持ち、その相手・内容・目的共有・子の成長・帰結によって幸せにも不幸にもなる。独身は『相手・行動の流動性や選択』はあるが正社員に対する非正規と同じく自由度をどう活かせるかが問題になる。

生涯独身でも、不幸とは限らない

人間が精神的に追い込まれる最大の要因として『孤独+貧困+役割喪失(承認欠落)』があり、結婚は今までは大多数の平均的な人間にとって一定のセーフティーネット(話し相手がいる・相互扶助できる・仕事や子育ての役割がある等)として機能してきた。多くは結婚制度を使わずに長期の関係性や互助を維持しづらいのもある。

無論、結婚制度は半ば強制的に配偶者・子供との関係性・互助を義務づけるから、『大きな問題や危険が生じた相手からも簡単に離れられないデメリット』もある。相手の人間性や価値観、経済力、知性・対話力等の見極めは慎重に行う必要がある。関係の固定化が『安心・保証』か『束縛・負担』か各人の努力・相性次第だろう。

生涯独身は不幸ではないが、配偶者でなくても、結婚制度に依存しない異性関係や友人関係などを一人でも持てているか否かが『中年期以降のシビアな孤独』に関係してくる可能性はある。完全に一人でも誰とも深く対話できなくても死ぬまで何ら揺らがない悟った脱俗・達観の境地に到達できれば良いが、誰でもできる事でもない。

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オートバイの元世界王者、事故後のトラブルで暴行!, 外国人労働者にとって魅力的な国で日本は77位に後退!

○車の事故は擦り傷で、当事者同士がお互い様で納得して何も求めないならそれでもいいが、責任・賠償の比率で言い合うとトラブルに発展しやすい。警察・保険会社に通報し正規の事故処理をした方が良い。

オートバイの元世界王者、暴行の疑いで逮捕 容疑否認

オートバイの元世界王者ということで、バイクや車の運転に自信があればこそ引かなかったのかもしれないが、プロ競技の高速走行と一般道の安全運転で求められる技術・注意力はまた違っていたりもする。殴ったり蹴ったりしなくても、胸ぐらを掴んで威圧・恫喝するだけで暴行・脅迫罪が成立する恐れがあるので注意を要する。

胸ぐら・袖口を掴むは大した暴力ではないかもしれないし、本人からすれば相手の挑発・怒声に反射的に反応して掴みやすい所を掴んだだけかもしれないが、『攻撃的・挑発的に見える相手』でも『相手が手を出すのを待ち受ける構えの人(掴まれれば通報)』もいる。相手の身体や衣服に触れての対峙は控えるべき。

どのくらいの暴力を振るえば摘発されるのかは、警察のさじ加減と現場での本人の対応次第なところもある。夫婦間や知人間では、結構、本気で殴っていてもまあまあで立件されないことも多いし、子供のいじめ・喧嘩では更にその傾向はあるだろうが大人同士や警察相手だと『軽く身体を突く押す』だけで現行犯逮捕の事例も多い。

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乳酸菌入りのチョコの開発, KDDIも“Xperia XZ”のいたわり充電,ドコモの20GBの新プランなど

○コモディティ(普及品)の市場もまだ成長余地があることを、コーヒーやチョコレートの消費増加で考えさせられる。健康志向のチョコとコーヒーの売り方で、中高年層の消費は増加しているという。子供市場だったチョコに『乳酸菌・高力カカオの健康の付加価値』を加え利益率の高い商品開発(乳酸菌ショコラ等)に成功した。

乳酸菌ショコラなどを食べても効果があるのかいまいち分からないものだが、何となく健康に良さげな緩いイメージと味の美味しさがあれば、余裕のある世帯・年代には売れるのだろう。ローソンが販売する『ウチカフェ 飲むチーズ(レモン)』という商品も気になるが、デイリーコーナーに置かれる飲料も面白いものが増えた。

○短時間で一気に充電せずに、起床・外出の時間に充電完了させる『いたわり充電』は地味だが良い新機能かも。今の充電器は1時間足らずで満タンになるので、長時間・就寝中の過充電(充電して放置したままの状態)は結構気になる。

KDDIも「Xperia XZ」を販売 「Xperia Ear」の取り扱いも

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恋愛離れの若者に『お見合い結婚』のすすめは効果があるのか?:お見合い結婚と恋愛結婚の時代背景の違い

すぐにでも結婚したいが恋愛が苦手な人・出会いがない人で、経済基盤がしっかりしてればお見合いも効果はあるが、成婚数でのお見合い結婚の復権は考えにくい。
若者の恋愛離れ対策に「お見合い復権」ってどうなの? 恋人いない男性7割という状況を変えられるか

昭和の皆婚期にはお見合い結婚率は確かに高かった。『結婚しなければならない常識・義務・焦り(結婚しない人生の度外視・困難)』と『家柄・階層・肩書きの釣り合いの考慮』があり、『自由恋愛・好きな人・個人の嗜好とは異なる社会慣習の原理』で周りの干渉を受け結婚する事に違和感を感じにくい時代背景の影響がある。

そもそも若い世代の恋愛・結婚離れの原因は、『経済的要因(雇用・所得・将来の不安定,結婚・子供を最優先で生きる構えのなさ)』と『心理的要因(自分と釣り合ったり向こうから来る相手の拒絶、選別や高望み)』と『社会・技術要因(ネット・娯楽・サービスによる代理満足による時間・労力分散)』が複合している。

お見合い結婚の成婚率は『紹介者・仲人の顔や面子』の義理に関わったもので地域・親族のお世話になっている顔利きが『客観的な条件が釣り合っていると見立てたお見合い相手(それなりのイエの背景もある)』を断ること自体困難であった。そういう義理の強制抜きのお見合いなら今の婚活・相談所からの恋愛と余り変わらない。

『週末婚・別居婚・共生婚・契約婚』など様々な『プライベート重視の新形態』が模索されている事などは、子育てや真剣な夫婦・人生へのコミットの面で甘いと批判されることも多いが、『日常生活・家事を円滑にこなす為に奥さん(旦那)が家にかかりきりにならなければならない必要度』が弱まった事も関係する。

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