人はなぜ水素水やマイナスイオン関連といった疑似科学に基づく商品を買ってしまうのだろう…

カール・ポパーにトマス・クーン、ポール・ファイヤアーベント、科学哲学で正統科学と疑似科学の差異を考えた時期もあるが、科学的根拠を無視して高額でなければ流行・話題狙いで買う事もあり、時に悪徳業者に利益を与えている恐れもあるな(汗)

女性で高学歴者ほど「水素水やマイナスイオン」にハマりやすい!?

一つ注意すべきは、重篤な病気に対する治療法として『疑似科学・民間療法・宗教をベースとした非科学的な方法・食品』を選ぶのはやめたほうが良い。現代医学で治療できない場合、本人・家族が納得するため『代替療法』にすがる心理は否定できないが、弱みにつけこみ効果のない高額品を売る悪徳商法に騙されないようにしなければならない!

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女が『子供を産まない決断』をすることの難しさと社会的価値判断(世間体)との葛藤

言葉を費やしてSNSでアピールし仲間を増やす、自分の人生の価値や優位を『自分と違う道を選んだ人』にも認めさせたい人の心理は、どちらを選んでも完全な正解がない為に自己正当化が強まりやすい。

女が産まない決断をする難しさ “負け犬”の生みの親・酒井順子が考える『子の無い人生』

女性の結婚・出産は『自由意思に基づく選択・決断』だけで決まるものではない。『幼少期からの家庭環境+親から伝えられた結婚や出産の価値づけ』を基盤に、『自己肯定感・社会適応・職業と収入・異性関係・仲間集団の共有価値・後天的な学習』によって大きく左右される。最後の決断は、過去の変数の影響も当然受けている。

もっともストレートな感情で出産を選び子供を持つ人は、ある意味『自由意思による迷い・決断』が殆ど問題化されないはずで、こういった議論にあまり参加してこない。幼少期から愛情や家庭の大切さを教えられ、両親の仲が良くて愛し合っており、自分も両親のような明るい家庭を築くのが当たり前のように思ってきた人等である。

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核家族化・未婚化・単身世帯化が急速に進む現代で『孤独死』をどう回避できるのか?

団塊以上の『皆婚世代』で複数の子・孫がいても孤独死は多いが『核家族化・同居拒否・他者への無関心化』もある。現代人は可能でも大家族や大勢での共同生活は敬遠しやすい。高齢者コミュニティ・地域社会の所属や奉仕に積極的な人なら完全孤立は回避しやすいか。

孤独死を防ぐために、一人一人が今できること

現実問題として、人は一人では生きられず完全な孤独には耐えられないのはあるが、それでも現代社会では『人間関係や共同生活のストレスを避ける・自分が興味関心のない人や集まりにはコミットしない』など非社交的・自己防衛的な人は多く、半ば間接的に孤独な状況を選んでいる所(人の煩わしさや面倒に意識が向く所)もある。

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恋愛で男女の年齢差は何歳まで受け容れられるか?:多数派は10歳以上の差は厳しい

10~20代前半は『年齢差』に最もセンシティブな世代で、学生と社会人で住む世界や話すテーマが違う認識も強い。30代から上になり結婚も考慮すれば年齢差のこだわりは弱まりやすい。 基本的に大学生くらいの若者から見れば、いくら見た目が若く見えても、30代は確実におじさん・おばさんの範囲にされてしまう。

年の差恋愛、何歳差以上だと「大変そう」って思う? 大学生に聞いてみた!

10~20代の学生の年齢層では、先輩と後輩の関係などもあり『1歳の年齢差の意味合い』が、大人になってからよりも相対的に大きい。30~40代の人から見れば、28歳社会人も22歳大学生も大差ないが、22歳の本人からすれば28歳の人は相当な年上に感じるはずで、30代はまずおじさん・おばさんの感覚に近い。

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石巻三人殺傷事件の死刑判決:別れ話に耐え切れなかった元少年と許されない罪を生むリスクを高める人生・家庭環境の不条理

『DVと束縛・別れの拒否・ストーカー』から襲撃殺人に至った事件で、利己性と被害を考えれば死刑も妥当だが、人を殺すほどの『見捨てられ不安・衝動制御不能』は母子関係・成育歴の問題も絡むものだろう。

<石巻3人殺傷>元少年「死刑執行まで死ぬ意味を探したい」

若い時期の恋愛や異性関係には『独占欲・執着心』は働きやすいが、母性剥奪による愛着障害・誰ともつながりを感じない極度の孤独感などがある場合、『恋人=ずっと見守ってくれる親の擬制』と感じ、『離れたら生き死にに関わる狂気的な執着』を持つ者が出る事もある。恋愛が順調なら『愛情と狂気の境界』に気づきにくい。

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日本における在日に対する差別感情と世界で蔓延するヘイトスピーチの危険性

ヘイトスピーチとは『在日韓国人の一人の金容福の個人的動機の殺人』と『韓国人全般への憎悪・悪意』を混同し、『容疑者以外の悪意・犯罪のない在日』にも恐怖・不安を与える憎悪表現である。

上司、金づちで殴り死なす=「待遇に不満」男逮捕―大阪府警

ヘイトスピーチの何が問題かというと『人種・国籍・民族・性別・宗教』などの本人の自由意思や努力では殆ど変更不可能な属性によって、『あなたは?だから悪人・敵であるはず』や『あなたは?だから侮辱されて攻撃(殺害)されても構わない』にまでエスカレートした過去の歴史や現在進行形の差別・紛争などがあるからである。

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政治経済・社会・思想の少し固めの考察から、日常の気楽な話題まで!mixiの日記・つぶやきのログも兼ねてます。