来春のSIMロック解除でMVNO事業者の“格安SIM”は普及するか?:メジャーなスマホ端末が安く買えれば。

SIMロック解除で『携帯キャリアの月額プランの束縛』は弱くなるが、MVNO(仮想移動体通信事業者)の格安SIMに変えた後にも『スマホの分割払いの割引』が続かないと格安SIMはなかなか普及しないかもしれない。

MVNO事業者も、ASUSやAcerなどをはじめ独自の格安端末の販売に踏み切ろうとしているが、日本のスマホ利用者の大半はまだまだAppleのiPhoneやSONYのXperia、サムスンのGALAXY、シャープのAQUOSといったメジャーなブランドのスマホを好む傾向が強く、そういったスマホ端末と格安SIMを組み合わせても安く買えるかどうかが鍵になる。

携帯端末の売り方変わる? SIMロック解除義務づけへ

楽天がMVNOで「楽天モバイル」を提供しはじめるが、高速通信の価格は1600円~2960円と、大手3キャリアと比較すれば格安であり、NTTドコモの回線でMVNOを実現しているのでドコモ端末ならそのままSIMカードを差し込むことができる。

月額料金は半額以下になるでインパクトは確かにあるし、楽天モバイルに限っては7GBでも2960円なので通信容量もとりあえず申し分ない(実際の通信環境の速度や快適さの問題はあるかもしれないが)。

960円とかの格安SIMは、一ヶ月で利用できる容量がかなり小さく速度も遅いので、ライトユーザー向けだが、5~7GBで月額7000円以上の固定料金をとっている既存の大手3キャリアのビジネスモデルは中長期的には崩れるだろう。ARPU(顧客単価)が3000~5000円程度まで下がってくる可能性がある。