「国際情勢」カテゴリーアーカイブ

顔・見た目で性格(人柄)は分かるのか?、男女の混浴意識の差、鯨肉は調理法で美味しくなるが欧米の捕鯨反対派は食べないなど

○「不機嫌・不幸続き・攻撃性・自棄の人相」と「上機嫌・幸せ続き・温和・共感の人相」の極に近づくほど人相で人柄を推測できるが、中間だと「良い面も悪い面も・相手で変わる」にはなる。

今年こそは「良い人」に思われたい! 顔に人柄が出ると答えた人の割合は… (しらべぇ – 01月06日 03:21) http://mixi.at/a1IcNkz

「人相・顔つき」だけで人柄を確実に推測することはできないが、他者の人相に対して「自分が気に入らない(仲良くしたくない)という認知」が一定以上に強いと、「相手の性格・行動の良い部分」を引き出せなくなる。無関心には無関心、敵意・拒絶には拒絶というように、「鏡の法則」のような自他の照応原理が働きやすい。

悪意ある詐欺師などを除き、「良い人に見られる人相・顔つき(仲良くしたい・関係を作りたいと思われる)」そのものが、その人相を持つ人の「性格・反応・行動の良い部分」を引き出すとも言える。好意的に優しく接せられる頻度・相手が多いほど、「他者への悪意が減る傾向」が強くなり、性格も受容・共感が強まりやすい。

反対に、極端に人相が凶悪で行動も攻撃的・拒絶的な場合、その人の生来の遺伝・気質もあるかもしれないが、「今までの人生で他者に攻撃・拒絶・否定されてきた頻度の多さ(思い込み含む)による人間不信・人間嫌悪」が染み付いてしまって本人の意志では解除困難になっている。

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カルロス・ゴーンの逃亡・不法出国の事件の雑感、年末ジャンボ1等当たりくじを偽造、トランプ大統領がイランのソレイマニ司令官を暗殺

○カルロス・ゴーン被告(65)にクリーンな遵法精神のイメージは元々ない。65歳からの余生を刑務所で終えるリスクから「持てる財力・人脈・政治力」をフルに使って、刑罰を逃れた事は明らかだろう。

ゴーン被告逃亡「不正な手段で不法出国」法相がコメント (朝日新聞デジタル – 01月05日 12:03) http://mixi.at/a1H5SXO

日本の司法制度は(一部の権力層を除き)、欧米諸国や独裁国家と比べると「財力・コネ・有名な法律ファームを生かした富裕層の逃げ道」が少ないのはあるかも。「容疑者の身柄拘束」も長期化できる。レバノンの有力者とのコネをゴーンは頼ったが、トルコは法律に基づき密入国の逃亡を助けた航空会社の協力者を逮捕している。

カルロス・ゴーンは多国籍企業のCEOを歴任していて、世界各地に権力・財力・暴力を持った人物との一定のパイプはあったはずで、今回の逃亡でも一部の協力者は「家族に危害が及ぶ」と脅迫されたと報じられている。ゴーン容疑者が叩けば埃が出る身なのは確かだが、治安の悪いレバノンが拠点で危険な人脈もありそう…

ゴーンは「巨大な音響機器の箱」に入って国外に脱出したが、大きくてX線検査機に入らないので、簡易なハンディーの検査機器でチェックしただけだったという。箱の底に身を潜めて、呼吸用の穴を開けていたらしいが、スパイ映画みたいな状況だな…日本の出入国管理の体制も意外にいい加減だと知らせられる事件ではあった。

○ゴーンは経営者として実績を上げたが、金融街の米国CEOレベルの銭ゲバ…どうせ高額報酬を受けとるなら私的流用などしなくて良い金額まで上乗せし、株主総会で納得させられる好業績をあげるべき。

「事件はクーデター。証拠もある」ゴーン被告、米TVに (朝日新聞デジタル – 01月07日 06:29) http://mixi.at/a1JmMWa

日本の司法は推定無罪は弱いが、ゴーンが会社の金を横領した犯罪自体が冤罪とは言えない以上、「クーデターの陰謀・追い落し」と「私的流用・横領背任」は別の問題である。ただ二度と日本の土は踏まないだろうから、長期拘束や刑務所で死ぬリスクを避けるなら、自分の持っている力を動員して逃亡する判断は合理的ではある。

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9月のサウジアラビア油田攻撃の感想、イラン児童婚問題と少子化、三大キャリアのスマホ料金は高いなど

○サウジアラビアの国富の源泉である油田・石油施設のセキュリティは思っている以上に甘いのだろうか、複数のドローンが攻撃可能な距離まで石油施設に撃墜されず接近できる現状が杜撰過ぎたように思う。

原油高、長期化なら家計直撃=電気料金、航空運賃に影響 (時事通信社 – 09月18日 09:01) http://mixi.at/aeOu2Pz

「サウジアラビアと米国の同盟関係」を前提にした中東情勢は、イラン・イエメン反政府派(シーア派のフーシ派)を政治的・経済的に追い詰める謀略のベクトルを強く持っている。サウジアラビアは「先進国的な価値観を否定する親米産油国」として特殊な存在だが、世界の石油供給量10~15%を占めるので減産の影響が大きい。

「サウジアラビア+イエメン+背後のアメリカ」と「イラン+イエメン反政府派(フーシ派)」の対立図式がある中で、サウジアラビアのドローン油田攻撃が起こった。サウジの産油能力は約50%も低下したと言われるが、サウジは今月までに石油施設を補修して供給再開できるとしている…長引けば物価高騰につながる。

発端は2015年に「イラン核合意交渉」をトランプ大統領が一方的に破棄したことにあるが、9月に対イラン強硬派のボルトン補佐官(イラク戦争主導派の一人)を解任してイラン関係の緊張が緩和に向かうかに見えた矢先のサウジ空爆事件である。サウジのムハンマド皇太子が米国に武力行使を求めたとも報じられたが…。

また米国はイランを追い詰める意図で、ホルムズ海峡防衛で有志連合を募ったが、英国とオーストラリアしか先進国の参加は無かったため、トランプ大統領はイラン戦争を次期大統領選までは決断しない見方も強い。ボルトンを外して次はポンペオを外せば戦争賛成派は後退するが、この空爆でサウジから参戦・応援の圧力が強まる。

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母が娘二人を刺した事件、人間は異性と金銭に振り回される運命か?、同性婚の問題、香港のデモと逃亡犯条例など

○子供の人生を理想のライフコースの枠にはめて考えすぎると、「望む人生=中流的で人並みに見栄も張れる人生」に及ばないと一方的に絶望しやすい。現代は普通に囚われるほど、精神の健康を崩しやすい。

娘2人包丁で刺す 容疑の母逮捕 命に別条なし 埼玉・松伏 (毎日新聞 – 09月06日 19:34) http://mixi.at/aeCr67h

シニカルな視点から語ると、「子供は親がなくても勝手に育つ」とはいうが、実際には生育環境の悪さもあって「長期のひきこもり・無職・犯罪者」になることもあり、その時には逆に「親が子育ての責任を取れ」と手のひら返しの世論もあり得るので、ただ殺さずに適当に育てれば万々歳とも言えない結果はあり得るが。

8050問題なども含め、可愛くて小さい子供もいずれは青年になり大人になり老人になっていく。「殺人は論外としても、生きていても無職・犯罪などがあれば、逆に死んでくれの批判も受け得る」が、誰もが命さえあれば余裕綽々で人生を乗り切れるとは限らず、かなりの能力や知性があっても、人生を生き抜くのは骨が折れる。

フランスで生きていくのが嫌なことや面倒なことばかりで、「何で俺を産んだのか?産んだからには、一切の苦労や面倒がないように保証しろ」という反出生主義の男が両親を相手どって裁判を起こしたという馬鹿げたニュースもあったが、「望み通りの人生へのこだわり」は突き詰めればこの男のような反自然の人生観に行き着く。

しかし、産んだからには一切の苦労や不幸をなくして、死ぬまで保証しろというある種馬鹿げて見える反出生主義や精神的貴族主義は、この母親の事件も含め、自分ないし子供の人生の絶対的な最低ラインを高く見積もる先進国病である。恐らく、最低でもこの人生を保証せよという精神的貴族主義は少子化と合わせ今後も拡張する。

○現代の科学捜査の水準だと、時効が無ければ十年以上先でも逮捕の可能性はある。そこまでの心理的負担や逮捕リスクを負ってまで性犯罪をするのは、かなり病的な衝動・妄想・再犯性がある人だろう。

8年前の女性乱暴容疑で逮捕=元少年、「記憶にない」-警視庁 (時事通信社 – 09月05日 12:31) http://mixi.at/aeBeRvy

しかし、世界宗教が男を欲情させる女性を差別してまで人間の性愛を様々な思想・倫理・制度などで管理しようとしたように、動物にとって「ただの生殖手段に過ぎない性」が、人間においては時代が進むほど「人権・尊厳の方向」と「娯楽・快楽の方向」の正反対のベクトルが両極化したのは皮肉な進化・文化風潮の流れである。

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子供の虐待殺人事件の報道と感想、日韓関係の悪化、文在寅と曹国の信用失墜と韓国の驚異的な少子化問題

○現在のDV夫と再婚する前は、曾祖父母の家によく娘を連れて行っていたが、再婚後に疎遠になったと報じられていた。自己中な新しい男に頼るより、親・親族が協力的ならそちらを拠点にした方が良い。

「預かってます」昨冬もジムで3度保護 鹿児島4歳死亡 (朝日新聞デジタル – 09月03日 12:19) http://mixi.at/aezrHSn

連れ子でも可愛がり絶対に暴力を振るわない(朗らか・協力的)という「家庭・育児に向く男」であれば、若いシンママで再婚しても良いが、「子供を邪魔者扱いする男+子育てに必要な仕事・収入がない男(若い母親にしか興味がなくまともに働かず暴れる男)」なら、初めは多少好きでも早晩その男の処遇に困るものである。

最近起こった鹿児島県の児童虐待でも、虐待・殺害した21歳の建設作業員の男が同居していたのに、同居の事実さえ児童相談所は把握していなかったという。「仕事・収入・魅力・家庭適応が不十分な男を女性側が自宅に引き入れた場合」は、入れるのは簡単だが帰る家・金もない男にすぐ出て行ってもらうのは一苦労になる。

○「閉鎖環境での暴力・上下関係の刷込み・逃げられない思い込み」は、屈強な男でも従順・弱気にしてしまう事があるが、個人対個人の関係ではできるだけ早期に異常性に気づいたら逃げるしかない。

むせび泣き、言葉出ず=「報復怖かった」-優里被告・5歳女児虐待死 (時事通信社 – 09月03日 14:01) http://mixi.at/aezkZGT

共同生活というか一緒にいる時間が長い男女関係(夫婦関係)は、良くも悪くも「相手からの一定の洗脳的な影響」は受けやすく、「その人と一緒になる前の自分の意識・行動」と変わる可能性はある。お互い独立と自由を重んじ干渉する部分が少なければ影響は弱いが「役割・束縛・不機嫌」などでコントロールされる人は多い。

まぁ、交際なり同居なりの段階で、「相手の意見・指示などに逆らいにくい上下関係」や「相手が不機嫌になったり怒ったりしたら本気で怖いと思う感情」に気づいたのであれば、「相手の顔色・機嫌・指示にコントロールされる人生を避けたいなら、その時点で関係解消に向けた動きを始めた方が良いとは言える。

不機嫌になってもどこかしら可愛らしさがあるとか、怒っていても絶対に暴力は振るわない人であるとか、最終的には折れて合わせてくれるとかいうことが確信できている男であれば、「DV・虐待・洗脳的支配」などのリスクはないだろう。腕力がない女性の場合、「精神的・気持ち的には自分が少し上なくらい」が安全である。

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日韓関係の悪化と過去の歴史への執着、スマホはマルチツール、ローソンの横領事件など

○立憲民主党の枝野幸男代表が「日韓外交の落としどころ・河野太郎外相のスタンス批判」をしていたが、ポピュリズムに走るなら韓国をきつく追い込んで東アジア情勢を不安定化させるべきだが、現代の先進国の外交の常道としては「双方の顔を立てられる妥協点・合意条件を模索して、安全保障・貿易の実利を再建する」以外はない。

過去の歴史に学ぶなら、日本自身が米国や連合国から輸入規制で追い込まれて、敗戦覚悟・一億火の玉で暴発した経験を持つ。「面子にこだわる国家を追い込む弊害」について熟知し逆手にとって考えなければならない。「追い込めばギブアップして思い通りに相手が動く」は、米国でさえ無理な外交方針で人間心理にも反している。

○日韓関係悪化が具体化したのは「韓国の徴用工訴訟・慰安婦・反日教育などの蒸し返し」が原因だが、「戦後の時間経過・世代交代による日韓併合の当事者性の喪失・日本の経済大国からの後退」も大きい。

韓国首相、「関係修復へ対話を」 WTO提訴も示唆 (朝日新聞デジタル – 08月28日 12:06) http://mixi.at/admzzj7

現在でも日本のGDPは優に韓国の3倍以上もあり、国家としての規模・地力・影響力では中国には抜かれたが韓国よりは圧倒的に上ではある。中国のGDPは約15兆ドルを超えているので、正確な数字ではないとしても日本のGDPの約3倍で、「中国・日本・韓国」の順番で経済規模は格段に小さくはなる。

問題は日本人の生活実感・豊かさの意識が2000年代から落ち始めて格差も開いたことで、日韓併合の反省・謝罪・賠償などを経済的にも心理的にも余裕でこなせた時代とは前提条件が全く異なる。韓国を本気でライバル視して叩き始めた背景には、旧併合主体国としての個人レベルの経済・心理の優位性が緩やかに崩れた事もある。

1980年代までなら日本人は韓国人・中国人と本気で対等の競争をして、何が何でも負けたくないと思う個人レベルの感情がなかったため、経済的・制度的には中国や韓国に相当な支援をしていたが、そのことについて文句・不満もほぼ出なかった。戦後の時間経過の短さもあり歴史認識の対立が表面化することも少なかった。

どちらかというと戦時中に併合・侵略で迷惑をかけて経済発展・民生充実・政治制度も日本よりだいぶ遅れている中国・韓国にできることはしてやろうの「上から目線の支援意識・惜しみなく技術や資金で応援しても抜かれない余裕」があった。日中韓の関係悪化要因として、中国に抜かれ韓国が経済規模を大きくした影響は大きい。

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