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トイレ後の男性の手洗い率の低さ。正しい手洗いの実行の難しさ。

トイレに行った後は習慣的に手洗いをするようにはしているが、トイレ設備が極端に汚くて古い場所などでは手洗いしないこともあるし、『屋外での手洗い』は中途半端になりがちではある。

トイレのあと手を洗わない男性約7割 背景を哲学博士が分析

手に付着した細菌・ウイルス数の減少という面では、『間違った中途半端な手洗い』なら逆にしないほうがいいとも指摘される。

以下のような間違った手洗いは自分もすることがあるし、他人がしているのも見かけるものだが、急いでいたり面倒くさく感じると、ハンドソープをつけて丁寧に揉み洗いをして完全に水気がなくなるまで手を乾かす(拭き取る)という動作はなかなかできていないものだ。

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『永谷園 たらこ茶漬け』が近所のスーパーで売っていない(仕入れられなくなった)謎。

どうでもいい話題なのだが、かれこれ10年近く(もしくはそれ以上?)、近所のスーパーやコンビニから永谷園のお茶漬けシリーズの中の『たらこ茶漬け』が完全に姿を消してしまい、買いたくても買えない状況が続いていた。

『のり茶漬け』と『さけ茶漬け』ばかりが山積みされているのに、恐らく一番人気があるだろうと思われる『たらこ茶漬け』だけが仕入れされなかったため、勝手に明太子の原価高騰などの製造コストの問題か何かのために販売を中止していたのかと思い込んでいた。

一度、店員か店長にでもたらこ茶漬けを仕入れて貰えないか(なぜ急に店頭から姿を消してずっと入荷されないのか)聞いてみようとも思っていたのだが、『今日も無いな~。もう製造中止にでもなったのだろうか』と思っているうちに、何年かの歳月が経って殆ど存在を忘れかけていたのだが、先ほどふと思い出して検索してみた。

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文章を書き慣れれば、主観(自分の視点)を交えない『ファクト重視の文章』のほうが簡単に書ける。

ニュース記事やビジネス文書、論文のようなフォーマルな文章は、『自分がどう認識してどのように考えているのか』という主張をせずに、『客観的なファクト(事実)』だけを抽出して淡々とフォーマットに従って書けば良いので、実を言えば『楽に書ける文章』のカテゴリーに当てはまる。

ビジネス文書に「私は」はいらない

繰り返し『型』を真似して練習すれば概ね誰でも書けるようになり、個人ごとの文章表現力や語彙・比喩の差も分かりにくいのが、『私は』が要らないファクトを簡潔な表現で伝えるための文章なのである。

その意味で、私がどう思ってどのようにすれば良いと考えているのかというオピニオン(意見)やフィーリング(感受性)の部分を抜きにして書く『客観的な文章』は、平板な意識のままルーティンワークで書ける文章なのだが、往々にして『読んで面白いタイプの文章』ではないという特徴もある。

客観的な文章は、他者の心(感情)を刺激する力が弱くて、一般的に無機質な印象を読む人に与える。つまり、何かの情報や説明を知りたいというニーズにピンポイントで答えるための文章なので、書いている人の顔や温度が伝わらず、それらをむしろ隠すべき不要なノイズと見なすことになる。

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Yahoo!による約11億ドルの“Tumblr”の巨額買収。若手ギークのアメリカンドリーム。

Tumblr(タンブラー)は日本ではまだウェブのコアユーザーにしか使われていないマイクロブログ・サービスだが、世界では『本格的なブログ更新の労力・時間を惜しむ若年ユーザー層』を中心に大きなトラフィックを集めるようになっている。

Tumblrとは、情報収集能力やトピックの感度が高いユーザーをフォローすることによって、ウェブ上の多種多様なコンテンツを集めたり紹介したりすることができる『キュレーション』のWebサービスであり、自分自身でブログを書く用途には殆ど使われていない。

Tumblr
https://www.tumblr.com/

誰でも手軽に更新できるというか、『他のブログ記事』を簡単に引用して大勢と共有できるサービス(転載ではないかという著作権上の批判もあったが一応オリジナル記事のURLを表示してアクセスを還流させる形式)であり、簡単に言ってしまえば『Twitterのフォロー機能』をブログに拡大したサービスと言える。

Twitterの『リツイート(RT)』に当たる機能がTumblrの『リブログ』と呼ばれる機能なのだが、このリブログをオリジナルの次の段階で素早くできるユーザーが、“キュレーター(情報編集者・紹介者)”として大勢のフォローを集めるという仕組みになっている。

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結婚は“オワコン”なのか?3:特定の異性と生涯連れ添う契約としての婚姻とその心理

欧米ではその伝統的な家庭生活の前提(男性への長期的な経済的貢献の期待とそのための我慢・忍耐)が崩れたがために、『結婚のオワコン化・相互に縛らない男女関係・シングルマザー(シングルファザー)の社会保障の充実』が進んでいると見ることができる。

『事実婚(同棲・民事契約)なら良くても、法律婚をするのは嫌だという心理』は突き詰めると、血縁のある子供であれば生涯の付き合いを続けていく(縁をずっと切らずに困った時には助けて上げたい)という覚悟があるが、パートナーの人生全体にまでは相互に責任を負いたくない(今は好きでも死ぬまでの好意や貢献を持ち続ける自信がない)という気持ちの反映なのだろう。

日本でも既婚者全体に占める離婚経験率は30%を超える高さになっているが、特に女性は『子どもとの縁の強さ』と比べれば『男性との縁の強さ』は相当に弱い傾向があり、『配偶者と生涯連れそうという婚姻制度の前提』は既にその屋台骨がかなり揺らいでいる状況にある。昔であれば、何らかの理由や原因、変化で口を聞きたくない(顔も見たくない)ほどに嫌いになった配偶者とでも、離婚はせずに家庭内別居や相互不干渉(冷戦)のままで人生を終えていたが、近年ではそこまで我慢せずに熟年離婚を決断してしまう人の比率が増えている。

結婚はオワコンかという問いについて、日本ではまだ子どもを育てるという男女共通の目標と非嫡出子の不利益・偏見があるために、子どもが欲しいというカップルでそれなりの雇用・所得があれば結婚するだろう。

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結婚は“オワコン”なのか?2:なぜ欧米では婚姻率が減ってシングルマザーが増えたのか。

男性が『終身的な家計の大黒柱(家庭・子供の過半の経済的負担を担う柱)』としての働きを期待される比率は、家庭・育児・教育の社会保障制度の不十分な日本では欧米よりも圧倒的に高いので、男性雇用が崩壊すると婚姻率は必然に下がる。既に新卒者では、女性のほうが男性よりも就職内定率が高くなっており、平均所得も20代半ばくらいまでは女性が上回るようになってきている。

欧米で婚姻率が低下したにも関わらず、男女の事実婚や女性の非嫡出子の出生数がそれなりに多いのは、日本以上に男女の雇用格差が縮まっていることや社会保障の生活や育児、教育の支援があるために、『長期間にわたる男性の扶養能力・家族への責任の履行』に頼ることを初めから諦めているというか期待していないという要素もあるだろう。

特に北欧・西欧の先進国では別れてシングルマザーになっても、社会保障の育児・教育・生活の支援によって一人で子供をそれほど無理せずに育てやすく、社会的な偏見も殆ど無くなってきている。良くも悪くも女性・子供にとっての『男性パートナーの経済的な必要度・人間的な魅力・家族への貢献度』がなくなれば切り捨てやすい社会に移行しているわけだが、同じような事態(失業・怠惰・貧困化・ローン返済の滞納などによる離婚)は近年の日本の家庭でも少なからず起こってはいる。

リンクした前回の記事でも、『欧米では男性は種だけを与えれば後は要らないような存在になっているのではないか・事実婚(離れやすさ)とシングルマザーの手厚い支援は母子密着の家庭から男性の居場所を奪いやすくする』といった意見が書き込まれているが、婚姻率が下がれば確かに男性が家庭・子供に果たすべき責任や貢献の重圧は弱まる。

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