中秋の名月・スーパームーンを観賞した:天体としての月の幻想性・科学性

自然公園を歩きながら中秋の名月を眺めたが、自然光というより人工の照明灯のようなまばゆい明るさが印象的だった。強い明るさからスーパームーンという和風ではない英語の響きもしっくりくる。今夜(9月28日)もスーパームーンが見えるかな。

満月に腰かけて 中秋の名月、各地の空に

スーパームーンの光度の強さは特別だが、月はその陰影ある明るさが『幻想的・詩情的』な地球の衛星だ。幻想的であると同時に、アポロ計画に象徴される人類の科学文明で唯一到達できた『現実的な天体』でもある。宇宙の無限の広がりに対し、人類の知性・技術が微かに掴んだ『有限距離の実感』は、可能性の力感でもある。

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