人づき合いをやめたら“楽”になるのか?:義務的な人間関係と選択的な人間関係

人付き合いでも『家族・職場・学校』など必然的・義務的な付き合いと『友人知人・異性』など選択的(遊び・楽しみ)な付き合いでは違ってくる。

人付き合いをやめたらどうなる? 「すごく楽」「貯金が増えた」の一方で「寂しくて発狂しそうになった」との声も

人付き合いで基本的に逃れられないのが『生産的(収入を得るため)・互助的(生活をするため)なつながりのある関係性』で、その典型が家族と職場の同僚・顧客等になる。それ以外はやめても支障の少ない関係だが、『精神的な支え・共通の話題や活動・有用な情報共有』はある。私生活も完全な孤立は精神衛生的には良くない。

人付き合いのデメリットやコストは『一緒にいても楽しくない(性格・話題・生き方などが合わない)・気を遣いすぎる・お金がかかる・無理していて長くは維持できない』などだが、それらがあっても付き合いを続けるべきメリット・環境・理由(世間体等含め)があれば付き合えば良い。自分の置かれた場や役割でも変わる。

ただ普通にしていても、過去からの関係を維持したり新たに関係を増やそう(何らかの集まりに参加しよう)とする能動性がなければ、多くは30~40代くらいから『家族・職場の必然的な関係以外の関係』は減りやすい。職縁が切れると家族・昔馴染み・地域・福祉・お店など以外の人付き合いは減るものだろう。

付き合う相手や付き合いの目的、自分(子供がいれば子供も)の置かれている立場にもよるが、『社交上の無難な浅い付き合い』も完全に不要なものとはいえず、『仕事・地域・学校・子供など何らかの共通点のある相手』とつながっておくことで環境に気持ちよく適応しやすくなったり必要な情報が回ってきやすかったりはある。

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