クリミア自治共和国がロシア編入を選択した住民投票の正当性と日本の対ロ制裁

EU加盟を巡るウクライナ情勢の混乱、親露のヤヌコビッチ前大統領の不正蓄財や政敵弾圧に象徴される政治腐敗によって、キエフを首都とするウクライナ全体は『EU連合協定調印』に大きく傾き、親EU路線に同調しないウクライナ内部のロシア人とのアイデンティティ対立が鮮明になってしまった。

言語・文化・歴史・価値観において、EUよりもロシアに親近感を感じるウクライナのロシア人達は、ウクライナ国内では少数派であるが、クリミア自治共和国など領域を限定すれば、ロシア人のほうがウクライナ人よりも多数派勢力を形成することができる。

クリミア自治共和国単独であれば、住民投票において『ロシア編入の賛成票』が過半数になる目算が強かったが、今回の住民投票では約6割のロシア人比率よりも圧倒的に多い9割以上のクリミア自治共和国の有権者が賛成表を投じている。

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トイレ後の男性の手洗い率の低さ。正しい手洗いの実行の難しさ。

トイレに行った後は習慣的に手洗いをするようにはしているが、トイレ設備が極端に汚くて古い場所などでは手洗いしないこともあるし、『屋外での手洗い』は中途半端になりがちではある。

トイレのあと手を洗わない男性約7割 背景を哲学博士が分析

手に付着した細菌・ウイルス数の減少という面では、『間違った中途半端な手洗い』なら逆にしないほうがいいとも指摘される。

以下のような間違った手洗いは自分もすることがあるし、他人がしているのも見かけるものだが、急いでいたり面倒くさく感じると、ハンドソープをつけて丁寧に揉み洗いをして完全に水気がなくなるまで手を乾かす(拭き取る)という動作はなかなかできていないものだ。

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20代男のベビーシッターに預けた2歳児が死亡した事件

“子守り(子供を預かること)”を仕事内容にする個人のベビーシッターには、法規制や業務独占資格などはないが、通常は十分な信用度が担保されない相手や機関、場所に自分の子供を預けること自体が考えにくく、どうして若い男性が単独でやっていて施設的な拠点もないベビーシッターを無条件に信用したのかは不可思議である。

仮にそういった男性個人が請け負っているベビーシッターに預ける場合でも、最低限、どういった場所に子供が預けられるのかどんな人物が実際の面倒を見るのか、他の子供たちもきちんと世話をされているかなど、自分でその場所・部屋にまで実際に出向いてチェックすることくらいはすべきである。

住所が明確な保育所や幼稚園のような施設・組織としての拠点(基盤)がないのだから、『個人と個人の信頼関係以上のもの』がそこにはなく、であればこそ『実際に世話をしてくれる相手』には対面して話してみたり預ける場所を観察したりして、その人間性や信用度(責任感)、託児環境の質を推し量るべきだ。

『子供を受け取る人』と『子供の面倒を見る人』が別であるというのもおかしな話だが、預けられる場所とは別の駅で子供を預けてしまうというやり取りもリスクが高いし、そもそも『子供がどこにいるかも分からないような預け方』はいざという時に迅速な対応ができず、親としては不安なはずである。

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