小保方晴子氏のSTAP細胞問題とその他の研究者にも波及する『論文の添付画像の使い回し』の疑惑

理系の研究論文に添付される『写真・画像の真実性(直接の証拠能力)』は殆ど検証されてこなかったわけで、小保方晴子氏のSTAP細胞の話題性の大きさから『アカデミズム内部の暗黙の了解』が崩れてきている。

<STAP論文>理研調査委にまた疑義 研究者3人

調査委員の研究者だけに限らず、『論文内に添付された写真・画像』は基本的に参考資料の位置づけで、極論すれば実際の成果や現象に近いイメージとしてアカデミズムでは了解されていた為、使い回しは問題視されにくかった。小保方論文以降は『厳密な直接・即時の証拠能力(現物そのものの写真)』が画像に問われているが。

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中川翔子(しょこたん)と小澤亮太の隠し子騒動と話し合いでの別れの決断

中川翔子は初の恋愛報道だったようだが、小澤亮太という人の隠し子スキャンダルの方が前面に出ている。週刊誌報道の前に、本人に子供を作った事がある事実について報告していなかった事が不信感を生んだ可能性があるが、 厳密には『子連れの交際・結婚』ではなく、中川翔子本人が小沢氏の子供の面倒を見たりするような問題ではなく、男性の過去の付き合い方やそれを隠していた事が心理的に受け容れられない(信用喪失)という事か。

しょこたん破局…隠し子騒動で話し合い別離決断「仕事に全力投球」

養育費・慰謝料等の経済負担がどれくらいあるのか分からないが、カネの問題での別れではないだろう。『(自分が育ててはいない)子供がいた事が後から分かるケース』と『(実際に自分たちが育てる)子連れの交際・結婚』とは異なるが、年齢が若くて恋愛経験が少なかったりで二人だけの世界を作りたい人は前者でも即アウトの可能性は高い。

逆に年齢が相応に上がったり、双方に離婚歴・子供がいれば後者でも合意は得やすくなるし、『お互いの子供を協力して育てられる』ということが再婚のモチベーションや踏ん切りになったりもする。

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映画『テルマエ・ロマエ2』の感想

総合評価 79点/100点

古代ローマの公衆浴場(テルマエ)から現代日本の風呂(温泉・銭湯・家の風呂)にタイムスリップして、様々な技術やサービス、アイデアを古代ローマに持ち帰って実用化していく浴場設計技師のルシウス・モデストゥス(阿部寛)の歴史を飛び越えた活躍を、異文化(異時代)コミュニケーションの笑いを通して描く『テルマエ・ロマエ』の第二作。

ルシウスのことが好きでラテン語まで独学した山越真美(上戸彩)との随所での再会や古代ローマの歴史を事前に知っている真美の協力などもサイドストーリーとして展開していく。今回は、ローマ帝国の闘技場(コロッセウム)で戦っているグラディエイター達を癒す風呂づくりの仕事がルシウスに依頼される。日本にタイムスリップしたルシウスは相撲を取る力士たちを見て、その殺し合いにまで発展しない平和な戦いぶりと番狂わせに怒った観衆たちが投げ込む柔らかい座布団に感嘆する。

ルシウスと平和主義者の皇帝ハドリアヌス(市村正親)は『コロッセウムのグラディエーターの死闘』を、ローマ市民の戦闘欲求を刺激する残酷なサーカス(見世物)として批判し、できればやめさせたいと考えていた。だが、元老院議員たちはパンとサーカスこそが、『ローマ市民の好戦的な熱狂』というローマ帝国拡大の原動力になっているとして、コロッセウムの死闘を積極的に奨励していた。

ルシウスは巨漢の力士たちが入浴している風呂を見て、足つぼマッサージや電動マッサージ器、バスクリンの入浴剤などの効果効能に感動し、古代ローマの時代に戻ってからは、奴隷が人力でマッサージをする機械や薬草を混ぜ合わせた入浴剤などを発明して利用した。力士役には、往年の横綱の曙、大関の琴欧州などが出演したりしているが、力士に囲まれたルシウスは日本の風呂の道具や入浴法に感嘆し、ローマ人よりも劣っていると認識する『平たい顔族』の力士に笑われることを不快に思っている。

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