「結婚」タグアーカイブ

高円宮典子様と出雲国造家の千家国麿さんとの婚約が内定し記者会見を行う。

高円宮典子様と千家国麿さんの結婚は『古事記・日本書紀』の神話時代まで遡る血縁関係や国譲りが引き合いに出される事が予想される結婚だが、皇室と寺社は日本の家柄・格式・信仰の物語的な源泉である。

<高円宮家>次女典子さま婚約内定 記者会見でのやり取り

天皇・皇室・寺社格式・記紀の神話にまったく興味がない日本人も増えてはいるだろうが、それでも科学的世界観や世俗的価値観が普及した現代の日本において、『神々の血統の末裔としての家柄とその権威』が単純なフィクション(作り話)以上の共同幻想として未だに機能していることは驚嘆すべき事かもしれない。

天皇や皇族に『日本人らしさの純粋な模範的な原型(実際は明治維新以降に創られた伝統・格式・道徳・行事も多いが)』を見出したいとする日本国民は現在でも相当な割合に上り、庶民を畏敬させる貴種崇拝願望はなお強い。米を特別視する瑞穂の国の伝統も、天皇家の大嘗祭・新嘗祭の祭祀と切り離しては考えにくかったりする。

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つちやかおりの交通事故と夫・布川敏和の謝罪会見。交通安全の徹底のために自転車・歩行者も意識改革を。

芸能界は結婚・不倫・離婚・事故等のプライベート情報も忘れられないためのビジネスの一環に成り得るが、自らの複数回の浮気も影響した妻の不倫や家出・離婚騒動の渦中で、妻の交通事故に積極的にコメントするのも微妙な感じを受ける。

つちや事故、夫・布川が謝罪「再度お騒がせして申し訳御座いません」

つちやかおり氏の車と自転車の交通事故では、自転車を運転していた女子大生の側にも『一時停止違反・速度の出し過ぎ・交差点での安全確認の欠如』といった過失が指摘されている。

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『婚活サイト』を悪用した不動産投資(マンション投資)の詐欺的な勧誘:デート商法・婚活詐欺に騙される心理

知り合って間もない異性が大金の絡む話を持ちかけてきた時は詐欺と思ったほうが良い。二人の負債になる結婚しようとする相手に『数千万円の借金』を背負わせるはずもない。

「婚活サイト」で出会った相手は不動産のセールスだった・・・サイトの法的責任は?

不動産投資詐欺を防ぐには、自分の頭と足で『現地の同等の不動産の相場』を把握して、相手の紹介する物件の販売価格との差額の根拠を聞けば面白いが、『絶対に儲かる美味しい投資』というなら『私ではなくあなたがまず投資すべき・自分はリスク投資はしない主義だ』の反論でOKだろう。多分、即座に連絡が来なくなるw

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“週末婚・月末婚”といった同居しない結婚(通い婚)と同居する従来の結婚との異同

結婚すれば一緒に寝食を共にする共同生活をするのが当たり前という常識は、その多くを『性別役割分担』『子育ての協働性』『配偶者の排他的な独占性』に依拠しているが、ずっと一緒に同居することによって得るものもあれば失うものもある。

『一緒に住まないのであれば結婚する意味がない』という保守的な意見は、男性であれば『衣食住をはじめとする身の回りの世話を常にしてもらいたいという欲求(男性にモテるというか男好き・恋愛脳な妻であれば浮気防止なども含む)』、女性であれば『家族の絆を分かりやすい同居生活で確認したいという欲求(女性にモテるというか女好き・恋愛脳な夫であれば浮気防止なども含む)』が根底にあることがやはり多い。

結婚しても自由な生活を保証する「週末婚」

相手のためや相手の利便を思っての『同居の結婚』、自分が見返りを求めずして相手にして上げることだけを純粋に楽しめる同居の結婚であれば、夫婦関係が同居によって好ましくない影響を受けたり、喧嘩の原因が生まれることはないはずだが、そこはやはり特別な悟りの境地には達していない生身の人間である。

『自分だけが相手に良くしてあげていて、その見返りとなるものが不足しているように感じる状況』が続けば、不機嫌になったりそれとなく不快な動作になったりすることがないとは言い切れず、一緒に住んでいれば別居している時よりも『相手がしてくれて当たり前と思う水準』が知らず知らずに上がってしまいやすいのである。

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世界経済フォーラムによると日本の男女平等度は“105位(3年連続低下)”だが、

今回8回目の『国際男女格差レポート』は政治活動・経済活動(労働)への参加率を指標化したもので、厳密な男女の社会的格差や幸福感の格差(希望する生活状況の達成率)とは相関していない点には注意が必要かもしれない。

要するに、安倍晋三首相が『2020年までに社会のあらゆる分野において、指導的地位に女性が占める割合を少なくとも30%以上にしたい』と語った女性の社会的地位向上の政策目標のように、こういった大上段に構えた欧米基準の政治的目標は『その国で生活する女性の実際の希望・目標』と合致していないことも多い。

男女平等指数、日本3年連続低下の105位 世界経済フォーラム

特に日本では、一般の女性に『職業的地位の上昇(大企業のCEOや経営陣に参画したい)・政治的権力の獲得(国会議員や閣僚になりたい)・フルタイム労働のキャリア獲得や専門家としての役割』などをエネルギッシュに実現することを人生の優先的な課題にしたいと考えている人は少なく、むしろ『自分と配偶者(家族)をセットにした自意識』で人生を捉えることのほうが多いという諸外国との違いが顕著である。

人並み以上の収入や仕事、地位に恵まれても、仕事の時間に追われる生き方が一番望ましいとは思えないという価値観は、女性全般ではそれほど珍しいものではないし、企業・職業分野の第一線で働いていたり独自の職能・資格を持っているような人材を除けば、女性にとって『終身のフルタイム労働(政治的経済的な地位の上昇)』というのは憧れの対象とはなっていない。

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“3年目の恋愛終焉説・4年目の離婚危機説”は生物学的根拠を持って語られがちだが、

子育ての協力期間を終えてからも続く長期的な婚姻は『反自然的』なものであり、『持続させるための必要性・責任と努力・情愛(感謝や寂しさ)』か『持続したいと思う人間的魅力=二人の共有体験や会話の楽しさ、安心感』が必要になってくる。

相手を魅力的な異性として強く求める感情、性的対象として独占欲を感じる感情というのは、PEA(フェニチルアミン)やドーパミンが多く分泌される期間と相関しており、『3年以上の長期的かつ定期的な恋愛関係(性交渉を伴う)』や『生活時間の共有の増加(相手の隅々まで知っていき秘密の要素が消える関係性の日常化)』によって必然的に弱まっていく傾向がある。

「結婚4年目の離婚」が多い理由。4年以内に離婚するか分かる4段階の会話とは?

相手を魅力的な異性として強く求めていたり、自分のことを恋人(配偶者)に選んでくれてありがたいと思っていたりする間は、『相手が嫌がる言動・人間的な魅力が劣るように見える言動』をしないように気をつけているし、『相手が望んでいる言動』を頑張ってでもしようとするものだから、(恋愛に集中できない環境や性格・浮気心や飽きやすさの強弱はあるかもしれないが)大抵のカップルではそれほど大きな問題は生じない。

端的には、『相手が嫌がる言動』をしたら自分が嫌われて別れられてしまうのではないかという緊張感や選択肢がある間は、良くも悪くも『相手の良い部分』に意識をフォーカスして『相手の悪い部分』に寛容にさせてくれるわけだが、『交際の長期化・馴れ合いの深まり・結婚や出産の事実』などが出てくると、ここまで深い付き合いを長くしてきたのだから多少わがままや自己主張をしても許されるだろう、今になって別れたり離婚するとは言い出さないだろうという甘えが生じやすくなる。

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