山下智久の『壁ドン』からのキスがある『近キョリ恋愛』とロマンティックラブへの憧れ

小松菜奈は映画『渇き。』の女優ですね。山下智久は映画だと『クロサギ』『あしたのジョー』くらいしか知らないが、ポップな恋愛ものには適役感がある。『壁ドン』は初めて見た時に検索して調べた…w

山下智久が壁ドンからのチュー!『近キョリ恋愛』での憧れのシチュエーションを絶妙に再現

『壁ドン』は隣に住む人がうるさい時に壁をドンと殴り威圧するような物騒な言葉かと思ったが『漫画起源のロマンティックな恋愛用語』だった。不意に壁にドンと手を付き距離を縮め、逃げ場のない状況で強引にキス、自分の雰囲気と相手のベタ惚れへの自信がないと間抜けだが、二人だけの世界のイデアな妄想は少女漫画の燃料……。

恋愛とは『豊かな時代・階層の副産物としての付き合い方や情緒的な快楽(苦悩)』とも言えるが、現代でも恋愛と生活(現実)との葛藤というのは常にあり、故にフィクションの創作物やバーチャルな妄想として『純愛・理想の異性・不倫・三角関係』などが題材化する。女性向けの方が、理想の異性をメインにした作品率は高い。

『ドキドキさせてくれる異性のイコン』は、芸能人や恋愛漫画の魅力の要素(売りどころ)でもあるが、そういった人物との接点や物語的な展開は『日常化・安定化した現実の生活』の中では一般に少ない、いったん生活・職業の足場が固まると『今ある現実の破綻』のリスクもある。そこにコンテンツによる昇華の需要が生ずるか。