風速30メートル以上の猛烈な台風19号が福岡県に上陸。東進するが、九州南部の被害が懸念される。

昨日はやや強い風程度だったが、今日は台風19号の猛烈な風と雨が吹き荒れている。13時頃は風速30メートル近い風でピークだったかも。福間‐博多間でJRが止まっていたが、少し前に運転が再開された(10月13日の16時半の段階でも強風が吹き荒れているのでまた止まる可能性もある)。

今年の日本は、火山・台風・大雨、自然災害が続いていて、御嶽山の火山噴火では被害者の数が50名を超えたが、台風による経済的損失や移動の支障も大きくなっていると感じる。

台風19号 今後の動きと注意点

鹿児島県・宮崎県では数十万世帯に避難勧告が出されたが、九州南部の暴風圏の被害が心配される。大分県の山岳地帯の交通機関も全て停止。福岡県内では死者は出てないが、興味本位で海・川(橋)・山の近くに出歩けば、風に煽られたり波に攫われて死亡事故につながりかねない風の強さ。車も速度を出しすぎると横転の可能性があって危ない、高速道路でも通行止めの区間が多くなっている。

福岡県・佐賀県では自主避難した人が、山合いや川に近い土地などの数世帯程度なので、九州北部も風は強いが、台風19号の勢力の強さを考えれば直撃は免れた感じになっている。意外に大規模な災害を引き起こすのは、真夏の台風よりも季節外れの番号の数字が大きい大型台風が多い。もう季節は秋になっているのだが、今後も新たな台風の発生・進路に注意が必要になる。

台風19号は緩やかに東に向かっているが、東海・関東地方でも交通機関が運転停止する前に移動の前倒しをしたほうが良さそう。台風で死傷事故に遭う人は、一軒家で自宅の補強・見回りをギリギリでしようとする高齢者に多いが、見回りをしても特に出来る事はない。16時の時点でも、強風に吹かれて物やゴミ(空き缶など)が結構飛ばされている。